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鯛ラバに初挑戦するに当たって、汎用性の高さが魅力で購入したのが21クロスミッションBB B66MSです。鯛ラバだけでなくイカメタルにも対応可能となっており、また軽いジグを使用したSLJでも問題ありません。これだけ幅広い釣りを対応出来るにも関わらずリーズナブルな価格で入手できるため私のようなソルト初心者の入門ロッドとしては最適でしょう。
ただ、やっぱりバーサタイルロッドで専門ロッドには及ばないとは感じます。タイラバでは大型を掛けた際に明らかにパワー不足を感じ魚に振り回されますし、繊細なティップはタイラバのショートバイトを掛けるには最適なのでしょうが、ティップがアクションを吸収するためメタルジグの操作が難しくなります。
個人的には21クロスミッションBB B66MSはイカメタルか、ライトよりの鯛ラバやジギングに適したロッドと感じます。
今回は専用ロッドには及ばないものの、ライトよりの鯛ラバ、SLJに加えイカメタルまで対応し、かつコストパフォーマンスに優れる21クロスミッションBB B66MSを紹介します。
目次
21クロスミッションBB B66MSの特徴

クロスミッションは様々なソルトフィッシングに使えるロッドとして登場しており、タイラバやイカメタルだけでなくライトジギングも対応となっています。
使いやすいルアー

背面には、より詳細が記載されていますが、個人的にはライトよりのSLJやタイラバ、もしくはイカメタルロッドと感じます。SLJに使用するには40gぐらいまでのジグなら問題なかったですが、ソリッドティップがアクションを吸収するため60g以上となるとアクションは付け難いと感じます。
スペックと外観
| 全長 | 6.6ft(1.98m) |
| 重量 | 113g |
| パワー | M |
| 先径(mm) | 0.9 |
| カーボン含有率 | 89.4% |
21クロスミッションBB B66MSのスペックは表記の通りです。比較的軽い上に、後述の通りバランスも良いので持ち重りは感じません。ただ非常に軽く仕上がっているためか後述の通り、若干パワーが不足しているとも感じます。
操作性とバランス

21クロスミッションBB B66MSのバランスは非常に良くバランスはグリップ先端から1cmの場所となっています。ロッド自体の軽さも加わって持ち重りは全く感じません。
グリップは脇に挟む前提のため長く操作し難い

ただ21クロスミッションBB B66MSはグリップを脇で挟む前提のロッドになっているため、グリップは非常に長くなっています。バランスは良いのですがグリップが長い事に加えティップが柔らかいソリッドでアクションを吸収するので細かいアクションには全く向いていないと感じます。
ロッドの曲がり方
実際に負荷をかけ曲げた際の写真です。


左から20g(TDバイブレーション)、50g(ジョイクロ)を吊るした際のロッドの曲がりです。21クロスミッションBB B66MSのティップは非常に柔らかく20gの少しの負荷にも反応し曲がります。50gの負荷では更に曲がりティップ部分が全て曲がるほどです。


続いて200g(元祖メタニウムMGL)、500g(PETボトル)の負荷をかけた曲がりです。200gの負荷ではベリーまでロッドが曲がり、500gだと完全にバットまで曲がります。この辺りで曲がり止まるため、個人的には、これ以上曲げるのは破損の危険があると感じます。
乗り、食い込みの良さ

21クロスミッションBB B66MSの食い込みは非常に良くティップがお辞儀するようにバイトを絡め取ります。

20cmにも満たないような魚のバイトも絡め取ってくれました。ただ柔らかさは絶妙で80~100gの鯛ラバを巻き上げる時にはティップが微妙に曲がる程度で魚のバイトが合って初めてベリー部分まで曲がる硬さになっています。
フッキング性能

21クロスミッションBB B66MSのフッキング性能は非常に良く柔らかい繊細なティップに対しバットが非常に硬くなるためフッキングしやすい調子となっています。ただ曲がり止まる影響のためか、リフティングパワーは少々弱いと感じます。
キャスト性能

21クロスミッションBB B66MSのキャスト性能は正直に言うとゼロであり、下手に投げるとソリッドティップ部分が破損する可能性もあります。タイラバとかイカメタル、ジグを真下に落とす専用のロッドとして取り扱ってください。
トルク感とリフティングパワー

トルクが高いほど魚が暴れにくくファイト時も寄せやすい傾向にあります。私のトルク認識は以下の通りです。
| 5 | ワールドシャウラ、スコーピオン |
| 4 | ハートランド |
| 3 | ブラックレーベル |
| 2 | ゾディアス |
| 1 | エクスプライド |
21クロスミッションBB B66MSのリフティングパワーは3ぐらいであり、大物が掛かると相当大変です。


写真のは50m、1.6kgの真鯛ですが釣りあげるには相当苦労し、ファイト中には走り回られ、腕の感覚が無くなるほど追い詰められました。魚の強烈な引きに加え、水深40mの水圧と潮の流れに逆らって巻き上げるのは筋肉質な私でも非常に辛いものがありました。大型魚と戦うにははっきり言ってパワー不足でドラグ性能の良いベイトリールとの組み合わせが必須になります。
鯛ラバロッドを見ていると6ft後半が多くラインナップされていますが、おそらくロッドを長くすることでリフティングパワーを上げて大型の鯛とも戦いやすくしているのだと想像しています。
コスト
とはいえ21クロスミッションBB B66MSの利点は、この価格に加え、鯛ラバだけでなくイカメタルやSLJにも応用が利く事でしょう。前述の通り大型の鯛とのファイトでは満足のいく性能とは感じていませんが、それでも1本で、これだけ多くの釣りに対応し、かつコストも抑えられている点は非常に魅力です。
タックル例の紹介

リール:26リョウガ(1016スプール(16lb×100m用)に変更して使用)
メインライン:モンスターゲーム9 1.5号×200m
リーダー:グランドマックスFX 20lb
21クロスミッションBB B66MSを使用するには巻き上げパワーが強くドラグ性能が高いリールが適していると感じます。具体的には丸形リールで私はバス用の26リョウガを転用しましたが、特に問題は感じませんでした。
また着底を分かり易くするため9本撚りPEがお勧めで、今回使用もモンスターゲーム9やマックスパワーPE X9やシンジX9などもお勧めとなります。強度が不安だったため1.5号を使用しましたが、ここまでは必要なく1.2号ぐらいあれば大型とのファイトでも十分対応可能と思われます。
デメリット:専用ロッドには及ばない

21クロスミッションBB B66MSは幅広い釣りに対応出来るのが魅力ですが、かなりライトよりの設計になっており、大型魚とのファイトやジギングには向いてないと感じます。特にジグの操作では細かいアクションがソリッドティップの悪影響で付け難く、SLJ専用ロッドを別途容易することをオススメします。
まとめ

今回は21クロスミッションBB B66MSをタイラバおよびSJLにて使用しましたが、タイラバでは大型の鯛とのファイトでは非常に苦労しますし、SLJではジグの操作性は高いとは言えず、やはりバーサタイルロッドなので専用ロッドには勝てません。
ただ、とりあえず釣りは成立しますので、私のようにソルト釣行を始める人には非常にお勧めのロッドです。
