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SLJを始める中で若干硬いってのは否めませんが、ある程度は応用が効きそうかなと選んだのが21グラップラーBB Type LJ S63-1です。SLJのロッドってパラボリックにキレイに曲がり、小型の魚でも楽しめるのロッドが多い印象ですが、バットまでベナベナに柔らかいロッドしか無く正直言って投げ難いと感じます。コレじゃサワラのブレードジギングなどキャストが必要になる釣りでは使い物になりません。
21グラップラーBB Type LJ S63-1が有難いのがSLJでの使用頻度が多い100g以下のジグを幅広く扱える上にキャスト性能も悪くなく、ベナベナでないため操作性も高いので個人的にはブレードジギングやジャーキングでさえも問題なく扱えると感じます。リフティングパワーも必要十分でSLJの対象魚なら問題なく戦えます。
ただティップにハリが有るので操作性は高いもののソリッドティップを使うような食い込みを重視するような釣りには適してません。またリフティングパワーも悪くは無いのですが青物など大型魚と勝負するには若干パワー不足と感じます。
今回は入門クラスのロッドでありながら操作性もリフティングパワーも高く、キャスト性能も備わっておりSLJ以外にも応用が効く21グラップラーBB Type LJ S63-1を紹介します。
目次
21グラップラーBB Type LJ S63-1の特徴
シマノって、あまりSLJを推して無いのか、バスが中心でソルトに疎い私には非常に分かり難いラインナップと感じます。と言うのも、調べても全然情報が出てこないんです。ショアジギングが主流のためか一般アングラーからのSLJの情報も非常に少ないです。
加えて青物を狙った本格的なジギングを除いた軽めのジギングは全てSLJって言われている現状でも、SLJを謡ったロッドは殆どシマノにはラインナップにありません。大半がLJって名前になっているため、シマノにSLJロッドが有るのかって情報に辿り着くまで相当な時間が掛かってしまいました。
他社だと大量にSLJ動画を投稿しロッドやタックルの宣伝をしてるのに、もう少しシマノもPR頑張れよって思ってしまいます。ロッド自体の性能は高いのにもったいない。

そんな苦労を重ね、ようやくシマノのSLJロッドに辿り着いた私ですが、1番参考になったのがシマノWEBサイトで公開されているラインナップ一覧です。これが、おそらく一番分かり易いと思います。
その中で今回、私が購入したのは一番安価なモデルの中で下から3番目に柔らかいモデルとなります。00番が最も柔らかいですが21グラップラーBBにはラインナップが無く、0番の次に柔らかい1番パワーのモデルです。理由としては冒頭に述べた通りSLJだけで無くキャスト性能含めた汎用性の高さです。
使いやすいルアー

上記の表の通りメーカーWEBサイトでは30〜130gのジグが推奨されています。私は40〜80gのジグで使用しましたが、推奨の重さの範囲内のため特に問題は感じませんでした。ただ80gのジグの操作では水深が30~40mと深くなると抵抗感が大きく感じます。100g以上のジグだとタングステン意外のシルエットの大きなジグには、もう少しパワーの強いロッドの方が良いかもしれません。
スペックと外観
| 全長 | 6.3ft(1.91m) |
| 重量 | 122g |
| パワー | 1 |
| 先径(mm) | 1.7 |
| カーボン含有率 | 91.1% |
21グラップラーBB Type LJ S63-1のスペックは表記の通りです。決して軽くは有りませんが後述の通りバランスが良いので持ち重りは感じません。
操作性とバランス

21グラップラーBB Type LJ S63-1のバランスはグリップ先端から1cmの場所でグリップが長い分、バランスが良いロッドとなっています。全長も短く非常に操作性もしやすいロッドと感じます。
グリップは脇に挟む前提

21グラップラーBB Type LJ S63-1はグリップを脇で挟む前提のロッドになっているためグリップは非常に長くなっています。なのでバランスは良いのですがグリップが長いためキャスト時やジグ以外のジャークベイトなどでの操作だと邪魔と思う人はいるでしょう。
ロッドの曲がり方
実際に負荷をかけ曲げた際の写真です。


左から50g(ジョイクロ)、100g(鯛ラバシンカー)を吊るした際のロッドの曲がりです。21グラップラーBB Type LJ S63-1は多少の負荷では曲がらず50〜100gの負荷ではティップが僅かに曲がる程度です。


続いて200g(元祖メタニウムMGL)、500g(PETボトル)の負荷をかけた曲がりです。200gの負荷で、ようやくベリー部分まで曲がり始め500gでバットまで曲がりますが、まだまだ余力を感じます。
乗り、食い込みの良さ

21グラップラーBB LJ S63-1は食い込みを重視したロッドとは思えず、どちらかというとティップにてジグを操作する事を重視しており、多少重いジグでもティップが動きを吸収せずにアクションを伝えてくれます。

一方でティップが硬過ぎ無いので、食い込みも悪くはありません。10cmぐらいのエソのバイトも問題なく絡め取ってくれました。多分ブレードジギングにも使えると感じてますが、これについてはサワラが回って来る秋頃に改めて検証予定です。
フッキング性能

21グラップラーBB LJ S63-1はベリーからバット部分から硬くなっておりフッキング性能は非常に良いと感じます。食い込みも悪くないので、アクションを加えてたら勝手に掛かってフッキングまで完了している印象です。
キャスト性能
これが21グラップラーBB LJ S63-1を買うキッカケにもなったんですが、キャスト性能が悪く無いんです。他のSLJ用ロッドも色々と釣具屋の店頭で触ったんですが、ベナベナに柔らか過ぎてベリーからバットに硬さが無いので、マトモにキャスト出来ないんです。せいぜいアンダーキャストぐらいで、振りかぶってのキャストとか、何処に飛んでいくか分からないほどです。

21グラップラーBB LJ S63-1ならある程度バットが硬いので、だいたい40gぐらいまでのジグならキャスト可能でアンダーなら60g以上でも扱えました。これならジギングだけでなく船からのサワラキャスティングでのブレードジギングにも使えると感じてます。
トルク感とリフティングパワー

トルクが高いほど魚が暴れにくくファイト時も寄せやすい傾向にあります。私のトルク認識は以下の通りです。
| 5 | ワールドシャウラ、スコーピオン |
| 4 | ハートランド |
| 3 | ブラックレーベル |
| 2 | ゾディアス |
| 1 | エクスプライド |
21グラップラーBB LJ S63-1のリフティングパワーは悪くはなく4〜5ぐらいと感じます。スコーピオンやワールドシャウラには一歩及びませんがハートランドよりは強くなっています。
ただソルトにて水深20~30mから安心して魚を引っ張り出すには30~40cmぐらいの魚が上限かなと感じます。

写真は30後半ぐらいのアカハタの釣果ですが、21グラップラーBB LJ S63-1でも魚の引きに加え水深と潮の流れの重みでバットまでロッドが絞りこまれ、リールを巻くだけでは上がって来ず、ポンピングしないとファイトにはなりませんでした。50cm以上など更に大きな魚とのファイトだと魚に振り回されるため、もう少しリフティングパワーが強い方が安心です。
コスト
21グラップラーBB Type LJ S63-1のコストパフォーマンスは非常に高く入門ロッドとしては最適と感じます。
また汎用性も高く、これ一本で多分、ブレードジギングやジャークベイトまで対応出来る調子になってます。ブレードジギングでの検証は秋頃までお待ち下さい。
タックル例の紹介

リール:24ツインパワー 4000XG
メインライン:アップグレードX8 1.5号×150m(PE2号×100mを下巻)
リーダー:16〜20lb
調べた限り、多くのSLJでの動画ではPE0.8号が標準で100g前後のジグを使う場合に1.0号ってセッティングが多いですが、個人的には最低でも1.2号は無いと大物が来た際に不安しか有りません。今回、私は手持ちの1.5号で検証しましが全く問題なくSLJ釣行が成立しましたので、無理に細いPEを使う必要は無いと個人的には考えています。
まずは1.2号〜1.5号ぐらいから始め、より早く沈めたい、水切りを良くしたいなら1.0〜0.8まで下げれば良いかも知れません。大型が来た時に大変なので私はオススメしませんが。
またPEラインについてはサワラジャークベイトではハリ感の強い9本編が推奨でしたが、SLJならアップグレードX8ぐらいのハリ感でも扱いにくさは感じませんでした。
まとめ

今回、SLJ入門ロッドとして21グラップラーBB Type LJ S63-1を検証してみましたが、SLJで使用する40~80gのジグを問題なく扱える上に、キャスト性能やリフティングパワーも全く問題なく感じました。汎用性も高くコストも抑えられているため、このロッドから初めて自分の好みのロッドを選ぶのに最適なロッドと感じます。
