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来るもの拒まずと分かりやすい特徴で釣果を上げやすいクルコマです。軽快な巻き心地で数釣りを楽しめるため、スピナーベイトが苦手であったり、スピナーベイトで釣った事の無い人にもお勧めできます。ただクルコマの長所は釣果だけでなく控えめなアピール力によるクリアアップへの対応力です。多くのスピナーベイトはアピール力が高く濁った状況にて効果を発揮しますが、クルコマは振動感が弱くクリアな状況でも釣れるため他のスピナーベイトとの使い分けが可能です。
ただフックだけはお世辞にも良いとは言えず錆に弱すぎます。使用後にしっかり乾燥させていてもフックが直ぐに錆びるためフック交換ができないスピナーベイトとしては致命傷です。ワイヤーもDゾーンほどではありませんが細めのため耐久性は期待できず定期的な交換が必要になります。
今回は数釣りなど釣果も期待でき、また他のスピナーベイトが効きにくいクリア状況で効果的なクルコマを紹介します。個人的な評価は以下の通りです。
★5ヶが満点 | |
アピール | ★★☆☆☆ |
低速対応 | ★★☆☆☆ |
根掛回避性 | ★★★★★ |
バイト誘発率 | ★★★★★ |
目次
クルコマの特徴
アピール
![14gコンパクト比較](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/244780945532b12057cb431e2b9d4f0a.jpg)
![14g比較](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/ccbd75d37d5394b7dcf18a756db13482.jpg)
クルコマは小型スピナーベイトとしては平均的な大きさでハイピッチャーと大きさは変わりません。通常サイズのハイピッチャーMAXやDゾーンよりは一回り小さくなります。
![クルコマのブレード](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/74122c42ec3a6f9a72f3b4f5d7ae4139.jpg)
ただ小型スピナーベイトの中でもクルコマのブレードは一回り小さく、同じ3.5番でもハイピッチャーやビーブルより0.5番はコンパクトになっています。これが控えめなアピール力に繋がっていると推測されます
低速対応
![クルコマのスピード](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/92017381da1434125f31db3d418f6292.jpg)
全体的なサイズ感だけでなくブレードも小さいクルコマは低速では振動が分かりにくくスローロールに適しているとは言えません。逆に高速で広範囲を探ることに適したスピナーベイトです。
根掛回避性
![クルコマのワイヤー径](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/c8c6391a2cdfbd878cd5beb9532b375c.jpg)
クルコマのワイヤー径は細めでハイピッチャーよりは細く、Dゾーンより僅かに太い程度です。そのためワイヤーによるガード力も弱く根掛かり回避性も高くありません。
![クルコマのフック](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/cfaa5f823ac6f27dfaa26db64c957fb0.jpg)
フックは小型スピナーベイトとしては平均的でハイピッチャーのように太過ぎないため貫通性にも問題ありません。
![クルコマのフック錆](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/6d9886bac5785f180fd5270c7fab8958.jpg)
ただ難点が錆びやすいことで他のスピナーベイトより明らかに錆が発生します。錆止め剤など定期的なケアが必要となります。
釣果と良型率
クルコマは小型スピナーベイトの中でも釣りやすいスピナーベイトとなっておりサイズを選ばず多くの魚からバイトが取れます。ただその中でも効果的なのがクリア状況であり、ハイピッチャーなどアピールの強いスピナーベイトが釣れないクリア状況でも活躍します。
![クルコマの釣果](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/01e5cfc8ebc22e131aed9ab9b8165a8a.jpg)
他のスピナーベイトとの比較
ハイピッチャーとの比較
![ハイピッチャーの釣果1](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/01/81e55c2c238bfe3582f289d031ec0755.jpg)
ハイピッチャーとクルコマはどちらも小型で数釣りから量型狙いまで使えるスピナーベイトですが個人的な使い分けは濁りです。割と高速で広範囲を狙うのが得意な両スピナーベイトではあるものの、クルコマはアピールが控えめでクリア状況でも活躍します。その反面、ハイピッチャーは以外にアピールが強く濁った状況では強いもののクリアな状況では活躍しません。ハイピッチャーの詳細は別記事にて紹介しております。
まとめ
![クルコマ表](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/403fd574fcd4b65cb0727f51be345943.jpg)
![クルコマ裏](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/03/5f999dba96fddc5c807473c9d8a8c56a.jpg)
今回紹介のクルコマは
・クリア状況のフラットの高速サーチが得意
・ワイヤーが細くガードが弱い上に低速が苦手でカバー打ちには向かない
・直ぐに錆びるため管理には注意
とハイピッチャーをそのままクリア状況に特化したようなスピナーベイトです。状況によってハイピッチャーと使い分けが可能のため両方を持っておくことをお勧めします。