2025年2月版 バス向けPEランキング(一軍編)

シンジX9

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年末からポストを続けていた各ラインの紹介について現時点でのランキング形式で並べてみます。各PEの詳細はリンクを貼っておきますので、ここでは簡単な紹介にとどめます。まずは一軍の紹介です。

なお私はバス釣りを中心に行っているため、私のお勧めは基本的に硬いPEとなります。柔らかいPEは私の評価が落ちるのであらかじめご理解願います。

(番外編)アップグレードX8

まず初めに私がセンターと思うPEの紹介ですが皆さんご存じアップグレードX8です。全ての要素のバランスが良く結束強度も高いPEですが、個人的にはバス釣りには全く適していないと感じます。と言うものラインでルアーを操作する釣りには柔らかすぎるため糸絡みが多発するからです。0.8号ではエアノットも多発するため個人的には1号以上をスピニングで巻き使うのに適したPEと感じています。

現在の一軍編

1位 シンジX9

使い始めて間もないのですが、もう最高と感じているのがシンジX9です。現時点でルアーフィッシングに最も適したPEだと思います。他のPEに無い操作性で、9本撚りによる糸のハリ感にコーティングが施され、硬く扱いやすのが特徴です。8本撚り相当の表面の滑らかさも有り糸鳴りも抑えられている上に結束強度も最強クラスで耐摩耗性も高めです。

もう褒める点しか有りませんが唯一の難点がコストで最高クラスの価格帯となっています。ただ、それでも私は価格以上の価値を感じる最高のPEと思っています。

2位 オッズポート

シンジX9を使うまで私のベイトでのメインがオッズポートでした。8との記載は有るものの実際は芯糸1本に8本撚りを組み合わせた9本撚りでありシンジX9と同じです。違いはコーティングだけのため、当然ですがシンジX9に近い操作性、結束強度、耐摩耗性を発揮します。

ただ難点はシンジX9と同様にコストです。シンジX9より僅かに易いもののPEの中ではハイエンドに属するため手を出しにくいのが悩みではあります。また一番細いのが1号とラインナップが少ないのも難点です。シンジX9には0.6号まであるのですが今後のラインナップ拡大に期待です。

3位 マックスパワーPE X9

まだ9本撚りが続きます。バリバスのマックスパワーPE X9です。これも糸が硬くラインでルアーを操作しやすいPEであり、150m巻きとシンジX9やオッズポートよりは控えめな価格が魅力です。現在、私がスピニングのハードベイト向けでメインで使用しているPEでもあります。

因みにですがマックスパワーPE X9にはシーバスなど複数の種類がありますがコーティングが異なるとフィッシングショーで取材してきました。エギはスピニング2500番想定、シーバスはスピニング4000番だそうです。

これが出るまではサンラインのPE EGI ULT HS4がメインだったのですが、4本撚りによる結束強度の弱さが悩みだったのですがマックスパワーPE X9は芯糸1本+8本撚り構造のため結束強度にも優れます。

ただシンジXだけでなくアップグレードX8にも実は結束強度が劣ります。実釣面では十分な結束強度はあるものの強度面で劣るため3位のランクとなっています。

4位 アーマードF+ pro

ベイトチニング愛好家には欠かせないPEでは無いでしょうか。アーマードF+ proはガチガチの樹脂コートが特徴でPEの中で最も硬いと言っても過言ではありません。そのため操作性がフロロやナイロンなどモノフィラメントに近く、かつ糸絡みやエアノット、またベイトでのカックンバックラッシュも格段に抑えられます。0.8号以下でのベイトPEならアーマード一択という人も多いかと思います。

ただ逆に硬すぎるが故にフロロのようなトラブルも発生します。特に近年のシマノの密巻きスピニングには相性が悪くスプールから糸が浮きがちです。また操作性が高いと言っても比重は低いためフロロのような操作感はありません。最後に耐久性ですが表面の樹脂コートが剥がれてきたら一気に劣化するため定期的な交換は必要ではあります。コストも高過ぎないため財布には優しいですが少々交換が面倒ではあります。

なおX上で識者にお教えいただいたのですが、もともと樹脂コートのPEはスーパーファイヤーラインが先行しており、スーパーファイヤーラインX8と進化してきたとのこと。でもPE自体が解けるトラブルが解決しておらず、そこにアーマードが登場したとの事です。

5位 オルトロスPE

これも硬めでラインでルアーを操作しやすいPEです、オストロスPE。6位のハードブルと悩んだのですが結束強度と編み込みの解けにくさ、耐久性の面で上のため5位としました。ただ硬さに関してはハードブルには明らかに劣っており、コーティングが剥がれるとスピニングでは個人的には使い物になりません。0.8号前後のゾーンフィネスは個人的にはお勧めできず2号前後のゾーンカバーが私のお気に入りです。オッズポートやシンジX9が高過ぎて買えない人にお勧めしたいベイト向けPEです。

6位 ハードブル8+

昨年の話題の中心であったハードブル8+が一軍PEのラストです。樹脂でガチガチにコーティングされたPEを除き、最も硬いPEとなります。その硬さによるラインでのルアー操作性が魅力であり、特にベイトPEでの糸絡みやカックンバックラッシュが劇的に抑えられます。耐摩耗性の高さも魅力で、特に水中では他のPEを圧倒する耐摩耗性を発揮します。

ただ難点が結束強度の低さと糸の解けやすさです。結束強度は高比重PE相当しかなくPEの中では最低クラスに留まっています。また最大の難点が糸の編み込みが解ける事で、巻物などキャスト数の多い釣りでは1時間も持たずに解けてしまいます。この解けさえなければ、もっと順位は高かったんですが…キャスト数の少ない一投に時間のかかる釣りにしか使い難いのが残念です。

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