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年末からポストを続けていた各ラインの紹介について現時点でのランキング形式で並べてみます。各ラインの詳細はリンクを貼っておきますので、ここでは簡単な紹介にとどめます。ここでは一軍落ちとなったPEの紹介です。
かつての一軍編
PE EGI ULT HS4
スピニングPEで契約プロ以外でも多くのプロが使うPEと言えばPE EGIです。4本撚りにも関わらず表面凹凸を極限まで減らし8本撚り相当まで減らすことで4本撚りPEの硬さとラインによるルアーの操作性を残しつつ8本撚り相当の糸鳴りの少なさを実現した名作です。少々高いPEではありますが替えが効かない存在でした。
ただ今となっては9本撚りPEの登場により過去の存在となった感が否めません。硬さに関しては現在でもトップクラスですが4本撚りの結束強度しかないため9本撚りには結束強度が明らかに劣ります。また表面凹凸を減らしたとは言っても4本撚りである事は変わらず、糸鳴りの点でも9本撚りには劣ります。
キャストアウェイ
オルトロスPEを使うまではコレがベイトPEのメインでした。サンラインのキャストアウェイです。8本撚りの内、4本がポリエステル、4本はエステルという特殊PEであり、エステルによる硬さが魅力です。そのためベイトPEには非常に適しており、今でもサンライン契約プロのベイトPEなら必ずと言っていいほどコレです。
ただキャストアウェイの難点が糸鳴りです。これで巻物すると糸鳴りが煩さ過ぎて嫌気がさします。これが嫌になりオルトロスPEに乗り換えた経緯がありますが、逆に糸鳴りが気にならないような近距離戦では今でも活躍すると思います。
アップグレードX4
アップグレードX8の4本編verのアップグレードX4ですが品質が良い割に安価のため、試しにPEを使ってみたい人には意外とお勧めのPEです。4本撚りのため表面凹凸は大きく糸鳴りも目立つし、結束強度も8本撚りには劣ります。が、4本撚りならではの硬さにてラインでルアーを操作しやすいのでバス釣りへの相性は良いと感じます。
ランク外編
スーパージグマン
おそらくアップグレードX8と同じぐらい有名なPEですが、船で真下に落とす前提のPEです。間違ってもキャスティングが必要な釣りに使わないで下さい。糸が柔らか過ぎてエアノット地獄で釣りになりません。
ただPEの中でも特に伸びが少なく船から真下に落とす釣りには非常に適しているとは思います。耐摩耗性も非常に高く、キャストに求められる要素を捨て他の要素に特化したPEと言うのが正しいと感じます。
タトゥーラセンサー×8
多少硬めの味付けにて操作性を重視したPEでは有りますが、バランスを取ったためか個人的には中途半端と感じてしまいます。硬さでは9本撚りPEに負けるし、結束強度も高く無いため、個人的には、敢えて使う理由が見当たりません。
ダイワは早期から12本撚りなどPEにも積極的に取り組んできた印象があるので、巻き返しを期待してます。
シーガーPE
使った人はこの値段でこの性能?と驚くのがシーガーPEですが、更に耐久性の悪さに更に驚くとは思います。初期では結束強度も耐摩耗性も悪く無いんですが、とにかく耐久性が低い。あっという間に色抜けしてダメになります。まあ価格も安いので使用頻度が少ない人には良いかもしれません。
スーパーファイヤーライン
樹脂コート系のPEとしては2号以上の太いランナップもあるスーパーファイヤーライン。樹脂コートにて硬くベイトPEに適していると思い使ってみたのですが、余りにPEの繊維同士が解けるのが速く、正直に言ってキャスティング用途では使い物にならないと感じています。
ただメーカーWEBサイトを見ていると、どうも船用で開発されたようです。私の使用目的が間違っていたんでしょうね…
スーパーファイヤーライン ウルトラ8
前述のスーパーファイヤーラインは4本撚りらしいですが、その8本撚り版がスーパーファイヤーラインウルトラ8です。スーパーファイヤーラインよりは表面が滑らかで樹脂コート感が少なく感じますが、肝心の糸が解ける問題が解決していません。2号のラインナップがあるのは魅力なんですが、これだとアーマード選ぶよなぁ…と