【25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BF インプレ】ウェアウルフBLX版

25BLX SC C66MML-STの使用例2

記事内に広告を含みます

この記事は広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スティーズにのみラインナップされているウェアウルフがブラックレーベルにも追加されました。スティーズ版との違いはワーム特化か否かで、スティーズ版では張り感が強過ぎるガチガチのワームロッドって印象ですがブラックレーベル版ではマイルドな仕上がりでワーム系だけで無く7〜10g前後のルアーを一通り扱える仕様です。ワイヤーベイトどころかジャークベイトからクランクまで対応可能です。

こう書くと、ただのスティーズに比べブランクスの弾性を落とした廉価版ロッドに聞こえますが、前作の19ブラックレーベルに比べ感度も上がっている上にトルクも損なわれていません

難点としてはグリップが滑り過ぎる点で、特に3フィンガーにて操作する際にグリップに殆ど突起が無いためスッポ抜けが多発します。この点についてはグリップテープなどで滑りを抑える必要があります。また、このロッドの特徴としてベリーまで綺麗に曲がり止まらない調子のため太軸シングルフックだと貫通し難いと感じます。この点に関しては細軸フックやPEラインを使うか、またはフルフッキングで補う必要を感じます。

今回は軽量ルアーへの汎用性が極めて広い25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFを紹介します。個人的な評価は以下の通りです。

★5が満点
操作性★★★★★
感度★★★★★
乗りの良さ★★★★★
フッキング★★★☆☆
正確なキャスト★★★★★
遠投性★★★☆☆
トルク★★★☆☆

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFの特徴

スティーズ版との違い

24ウェアウルフ
https://www.youtube.com/watch?v=f5LuGae9Dsgより引用

このウェアウルフ系の特徴としてはベリーが比較的柔らかくミドストロッドのようにシェイクがしやすい事ですが、スティーズ版はパキパキのワーミングロッド感が強く軽量高感度では有るもののハードベイトには向かないと感じます。なおグリップもスティーズは完全なフラットですが、ブラックレーベル版ではブランクスが露出しています。

その点ブラックレーベル版ではマイルドな仕上がりでハードベイトにも対応可能かつ、安価帯のロッドに比べ軽量高感度のハイエンド部分を維持した仕様です。スティーズ版に比べブラックレーベル版は僅かにダルくシェイクしやすいと感じますが、基本特性は同じで比べないと分からないレベルと感じます。

個人的に穂先からバットまで綺麗に曲がりトルク感の高い川村プロのロッドは非常に気に入っておりますが、ファイアウルフは69と長いためか重さの気になりにくいスティーズ版を使用しています。

その一方でスピニングのファイアフラッシュでは64と短い事もあり、感度よりも汎用性とトルク重視のブラックレーベル版を使用してます。今回の66Mのロッドは持ち感も軽いため、私の中では66以下のロッドはブラックレーベル版って使い分けになってます。

スペックと外観

全長6’6″(1.98m)
重量103g
テーパーXF→S
パワーM
先径/元径(mm)1.6/10.9

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFはスペック的にはエクストラファストテーパーで負荷を掛ければスローテーパーとの表記になってますが、むしろティップはへの字調子の硬めで一般的なソリッドティップのようにカギ曲がりは全くしません。その反面スローテーパーって評価は正しく、ベリーまでが比較的柔らかいのでシェイクしやすくなってます。

滑り過ぎるグリップに要注意

25ブラックレーベルからはグリップシートが19とは変更されておりハートランドのような幅広のグリップが採用されています。ロッドを手に載せるように軽く持てる点は非常に良いのですが、19のようなトリガー部分のクビレも無いため引っかかりが全く無く、素材も滑りやすいのが難点です。

25BLX SC C66MML-STのグリップ抜け

特に注意が必要なのが3フィンガーにて写真のように手の甲を上にして握ると全くグリップが効きません。ワームでのシェイクなどでは多くの方が使うグリップかと思います。

このままフッキングすると、高確率でグリップが抜けて落下します。1〜2フィンガーで持っている際にはEVAグリップとの接点が増えるため滑り難いですが、3フィンガーでは対策しないとタックルの落下に繋がりかねません。

22スティーズ ファイヤウルフのスッポ抜け

因みに同様のグリップを持っている22スティーズのファイヤウルフではフッキング時にグリップが抜けて足元のウィードに水没させた経験があります。足元がウィードだったので助かりましたが、下手すればタックル一式のロストになりかねません。

25BLXのグリップテープ

そのため私はグリップの部分に細い熱収縮ラバーを巻いて対策しています。これで、かなり滑りが抑えられます。

ロッドの曲がり方

実際に負荷をかけた際の写真です。

左から50g(ジョイクロ)、100g(ジョイクロ+ブラストボーン)を吊るした際のロッドの曲がりです。ソリッドティップを使っているにも関わらずロッドティップは全くカギ曲がりせず、むしろ「への字」のように曲がります。

続いて200g(元祖メタニウムMg)、500g(PETボトル)の負荷をかけた曲がりです。200gの負荷ではティップからベリーまでが綺麗に曲がりますがバット付から若干曲がりにくくなり、500gの負荷でも曲がる量は変わるものの、曲がり止まらず粘る調子となってます。

操作性とバランス

25BLX SC C66MML-STの重心

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFは重心がグリップ先端から8cmとなっており非常にバランスの良いロッドとなっています。バランスが良いため取り回しやすく繊細な操作も可能です。

22スティーズ ファイヤウルフの重心

69と少し長いものの、スティーズのファイヤウルフでさえ重心はグリップ先端から10.5cmのため、繊細な操作には、やはり短いロッドの方が有利となります.

感度

25BLX SC C66MML-STの感度

感度については前作の19ブラックレーベルより飛躍的に向上しており、ボトム系の釣りをしていれば1キャストで分かるほどでした。障害物のコンタクト感がより明確に伝わります。

25BLX SC C66MML-STのラベル

25ブラックレーベルではカーボン樹脂に樹脂量の少ないSVFが採用されており、これが大幅な感度アップに貢献しているようです。

19BLXのラベル

なお19ブラックレーベルではHVFという樹脂の多いカーボンであったため悪くはないのですが、25ブラックレーベルと比べると、やはり差を感じます。

22スティーズ ファイヤウルフの使用例

個人的には25ブラックレーベルでも必要十分と感じますが、金属的な感度のスティーズと比べると一歩劣る感は否めません。

乗り、食い込みの良さ

25BLX SC C66MML-STの食い込み

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFはソリッドティップを採用しているため穂先の食い込みが良く、またベリー部分がよく曲がるためトレブルフックの付いたハードベイトでも問題なく扱えます。ただベリー部分が比較的曲がりやすいため太軸フックが搭載されたワイヤーベイトではフックが貫通し難いかもしれません。

フッキング性能

25BLX SC C66MML-STのフッキング性能

前述の通り25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFはベリー部分が曲がり易いため太軸フックの貫通性能には不安があります。特に3/0を超えるようなワームフックは使用を控えた方が良いでしょう。

キャスト性能

25BLX SC C66MML-STのキャスト性能

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFのキャスト性能は非常に高く、短い事で精度が出しやすい上に、ベリー部分まで綺麗に曲がるため、ロッドにルアーの重みが載せやすくキャスト方法を問わず投げやすいと感じます。

一般にベイトフィネス系のロッドはファストテーパーでロッド先端しか曲がらないロッドが多く、キャストには慣れが必要となりますが、この25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFに関してはロッド全体でルアーを押し出すようなキャストがしやすくなっています。

トルク

25BLX SC C66MML-STのトルク

トルクが高いほど魚が暴れにくくファイト時も寄せやすい傾向にあります。私のトルク認識は以下の通りです。

5ワールドシャウラ、スコーピオン
4ハートランド
3ブラックレーベル
2ゾディアス
1エクスプライド

この25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFのトルクは悪くはないのですが3~3.5といった印象です。ティップのソリッド部分は非常に粘るのですが、ベリー部分に関しては若干戻りが速く感じます。とは言え10~12lbのフロロを使ったファイトだとドラグを効かせたファイトとなるため、このトルク感でも問題ありません。

タックル例の紹介

25BLX SC C66MML-STの使用例1

リール:23SS AIR TW

メインライン:オールマイト 1号(30m)

リーダー:アブソルートAAA 12lb(10m)

25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFには8~12lbぐらいのフロロを使った釣りが適していると感じます。ルアー重量で言うと10gまでで、それ以上となるとロッドの硬さが足りません。そのため写真の23SS AIR TW以外では25アルファスBF21アルファスSV TWなど軽量ルアーに適したリールとの相性が良いでしょう。

なお、このロッドを最大限に活かすなら高比重PEを使う事を強くお勧めします。スプール軽量化にて近距離キャストの精度が上がり、かつ遠投出来るラインキャパも確保出来るためです。

ベイトPEの詳細は、こちらの記事を参照下さい。

まとめ

25BLX SC C66MML-STの使用例3

今回紹介の25ブラックレーベルSC C66M/ML-ST・BFは極めて感度が高く、軽量で操作しやすいベイトフィネスロッドです。ロッド自体が曲がりやすいためキャスト精度も出やすく、ワームだけでなくハードベイトにも対応可能ですが、曲がりやすい事の欠点として3/0以上のワームフックではフック貫通性に注意が必要です。そのため重めのルアーはMHクラスのロッドに任せて、10g以下のルアーを幅広く扱うのがお勧めのロッドです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA