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ショアジギングの経験は多くても船からのジギングは経験の無い方も多いのでは?そんな方でも気軽に導入出来るのがソルパラのスーパーライトジギングロッドです。実売価格でも万を少し超える程度の価格であり、コスパの良さでは他を全く寄せ付けません。にも関わらず釣りは成立し、スーパーライトジギング用の一通りのジグを扱えます。
ただ価格帯故の問題とは思われますがリフティングパワーが弱く、20m以上の深い水深でジグをシャクり続けると疲れ易く、また大物が掛かった際には魚に暴れられ取り込みに苦労します。そのため組み合わせるリールは、ドラグ性能が高い汎用価格帯以上の機種が推奨となります。またSLJロッド全てに当てはまる事ですがベナベナでキャストし難く汎用性が乏しいためジャークベイトやブレードジギングでは使い物になりません。
今回はお手頃価格にて気軽にSLJを楽しむのに最適な25ソルパラSPJSLJ-S642Lを紹介します。
25ソルパラSPJSLJ-S642Lの特徴

25ソルパラSPJSLJ-S642Lは安価帯のロッドですがロッドの収納袋も付いており、保証書まで対応してくれています。この価格帯のロッドでは珍しいほどの対応です。
スペックと外観
| 全長 | 6.4ft |
| 重量 | 92g(実測値) |
| パワー | L |
25ソルパラSPJSLJ-S642LのメーカーWEBサイトでの情報は多くは無く長さとパワー表記のみで重さも記載されていません。実測値では2ピースモデルは92gとメーカーWEBサイトでの1ピースより軽量でした。
バットガイドでのジョイント

ジギングロッドでは1ピースでないと十分なリフティングパワーを発揮出来ないって考えがある様ですが、SPJSLJ-S642Lではジョイントはバットガイド部分となっておりロッドの曲がりを邪魔し難い場所に設置されています。

また、何気なく記載されているティップ側部分のロッド名称の記載が有難いです。2ピースモデルってグリップ側には名前が記載されていてもティップ側には無い場合が多く複数本ロッドを持っていて混ざると組み合わせが分からなくなる可能性があります。このあたりソルパラは親切だなぁと感じます。
グリップは脇に挟む前提

グリップは脇に挟みながらジグの操作や魚とのファイト行うのに適した長さです。上記の操作には適しているのですが、逆にキャスト時には邪魔で投げやすいロッドとは言えません。
操作性とバランス

25ソルパラSPJSLJ-S642Lのバランスは非常に良くグリップ先端から4.5cmの場所にあります。そのためジグの操作で扱いにくいと感じる事は有りませんし、ロッド自体の軽さも加わって持ち重りも全く感じません。
ロッドの曲がり方
実際に負荷をかけ曲げた際の写真です。


左から50g(ジョイクロ)、100g(ジョイクロ+ブラストボーン)を吊るした際のロッドの曲がりです。25ソルパラSPJSLJ-S642Lは柔らかめのロッドですが先調子では無いため50gの負荷でもティップだけでなくベリー部分まで曲がり、100gとなると完全にベリー部分まで曲がります。


続いて200g(元祖メタニウムMGL)、500g(PETボトル)の負荷をかけた曲がりです。200gの負荷ではバット近くまでロッドが曲がり、500gだと完全にバットまで曲がります。この辺りで曲がり止まるため、これ以上曲げるのは破損の危険があると感じます。
乗り、食い込みの良さ

25ソルパラSPJSLJ-S642Lの食い込みは敢えて抑えられておりジグをシャクりやすい硬さに設定されています。それでもロッド全体が柔らかいので魚を絡めとる性能は低く無いと感じます。
フッキング性能

25ソルパラSPJSLJ-S642Lのフッキング性能は高いとは全く思いませんが、基本的に向こう合わせの釣りになるためジギングで扱い限りではシャクりながらの巻き合わせで困る事は無いでしょう。
ただブレードジギングなど巻くだけの釣りではバットどころかグリップ付近まで曲がる調子のためフッキングが決まり難く非常に扱いにくいと感じます。
キャスト性能

このロッドに限らずSLJロッド全般に当てはまる事ですが、25ソルパラSPJSLJ-S642Lのキャスト性能は正直に言って使い物にならずボヨンボヨンにロッドが暴れるため、オーバーヘッドでの振りかぶったキャストでは全くキャストが定まりません。完全に船専用でありアンダーハンドでしかキャストは対応できません。
トルク感とリフティングパワー

トルクが高いほど魚が暴れにくくファイト時も寄せやすい傾向にあります。バスロッドですが私のトルク認識は以下の通りです。
| 5 | ワールドシャウラ、スコーピオン |
| 4 | ハートランド |
| 3 | ブラックレーベル |
| 2 | ゾディアス |
| 1 | エクスプライド |
25ソルパラSPJSLJ-S642Lはのリフティングパワーは個人的には2~3ぐらいでソルトロッドとしては低めで、あまりロッドが魚を引き寄せてくれる感じはしません。そのため水深20m以上の深場では魚を掛けた後の取り込みに苦労し、また大物をキャッチするにはドラグ性能の高いリールが必要です。具体的にはダイワ機か、シマノならツインパワー以上の密巻き搭載機種を推奨します。
コスト
25ソルパラSPJSLJ-S642Lの最大の利点が圧倒的なコストパフォーマンスでしょう。ライトジギングをやった事が無くても普段は別の釣りをしているのでリールはある、そんな方が、とりあえず入門用に買うのにお勧めです。
デメリット
船専用でキャストには不向き

前述の通り25ソルパラSPJSLJ-S642Lはキャスト性能が皆無で、船からのライトジギング専用ロッドでありキャスティング中心の釣りには全く適していません。船から数十メートル以内にアンダーキャストで狙う釣り以外には使い難いと感じます。
リフティングパワーが弱くドラグ性能が良いリール推奨

25ソルパラSPJSLJ-S642Lはロッド自体の軽さも魅力ですが、その反面、リフティングパワーがソルト向けのロッドとしては弱く、水深の深い場所から魚を引っ張り上げるには一苦労します。また大物が掛かった際には魚の引きに追随し難く魚が暴れやすいので、ドラグ性能の高いリールで無いとラインブレイクに繋がりやすいでしょう。
タックル例の紹介

リール:24ツインパワー4000XG
メインライン :モンスターゲーム9 1.5号×150m(PE2号×100mを下巻)
リーダー:16〜20lb(4~5号)
25ソルパラSPJSLJ-S642Lは、かなりライト寄りのロッドのため3000番ぐらいの軽量リールの方が適してるかも知れませんが、個人的にはリールの巻き上げパワーにて魚を寄せた方が楽かと思います。そのため推奨は4000番のリールとしています。
スリリングな釣りを楽しみたい方は0.8〜1.2号PEにリーダー4号がオススメですが、1.2〜1.5号PEにてリーダー5号ぐらいの方がロッドのリフティングパワーが弱い分、安心したファイトが出来ます。
他のロッドとの比較
21グラップラーBB Type LJ S63-1との比較
25ソルパラSPJSLJ-S642Lと21グラップラーBB Type LJ S63-1との違いは単純にロッドの硬さで、25ソルパラSPJSLJ-S642Lは柔らかく胴まで曲がるため魚を掛け易く小型相手でも楽しめるロッドですが、その反面、汎用性が全く有りません。ただ、これは柔らかいSLJロッド全てに当てはまる事で、25ソルパラSPJSLJ-S642Lに限った話では有りません。
21グラップラーBB Type LJ S63-1だと、もう少し硬い分、若干、食い込みの良さには劣りますが、その反面キャストもし易く、柔らか過ぎないためジャークベイトも扱えフッキングも悪く有りません。個人的には1番パワーくらいの方が汎用性が高くてオススメに感じます。
まとめ
今回、紹介の25ソルパラSPJSLJ-S642L場非常に手に取り易い価格が魅力のSLJ入門ロッドであり、浅場での小魚相手に楽しむためのロッドです。
ただ20m以上の深場や40cm以上の大物相手ではパワー不足で対応に困るため、個人的には1番やMLパワーを所有している人がサブで持つのにオススメなロッドと感じます。

