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2026年の3月より本格的にソルトを初めて半年ほどになりボートシーバス、ジギング、ブレードジギングといった専門ロッドを試してきました。ただ当初から気になってたものの、結局このロッドに辿り着いてしまったのが19スコーピオン2702です。フリースタイルロッドである19スコーピオン2702Rの利点としては本当に何でも出来る事でしょう。ボートシーバス系のハードベイトやブレードジギングなどの巻物は完全に守備範囲ですし、ある程度ダルさの有るブランクスはライトジギングにも対応します。
また特に優れるのがリフティングパワーで、各専用ロッドだと高価格帯じゃないと高いリフティングパワーのロッドは有りませんが、スコーピオンだと汎用価格帯で手に入ってしまいます。これは対象魚が大きな釣りだと圧倒的な利点になります。各釣種の入門ロッドを色々と試してきましたが、全般にリフティングパワーが足りず魚とのファイトで苦労する事が多かったのが私がスコーピオンを導入した理由でもあります。
ただ若干ブランクスがダルい感じは否めずバスだとハードベイトやミドストのようなロッドをシェイクする釣りには最適ですが、ワーム系のような細かい操作と感度を要する釣りには向いてません。ある程度の硬さが有るため不可能では無いですがオフセットフックのワームだとフックをワームから出して貫通させ難く強めのフッキングが必要になります。
今回はワーム系の釣りだけは苦手なものの、大半のハードベイト系の釣りに対応し、汎用価格帯にも関わらずソルト用のハイエンドに匹敵するリフティングパワーを持った19スコーピオン2702Rを紹介します。
目次
19スコーピオン2702R-2の特徴

スペックと外観
| 全長 | 7.0ft(2.13m) |
| 重量 | 130g |
| パワー | 2(M相当) |
| 先径 | 1.8mm |
| カーボン含有率 | 97.5 |
19スコーピオン2702Rのスペックです。パワーは2番でM相当ですが、若干ダルい調子のため少し柔らかく感じるかも知れません。
使いやすいルアー

19スコーピオン2702Rの守備範囲は非常に広くバス用の小型〜重量級のハードベイト全般に対応し、ソルトではボートシーバスやサワラキャスティングにも対応可能です。
ただベイトの方が巻き上げパワーが強い関係で、バスだとクランクベイトやスピナーベイトなど巻き抵抗の大きなルアーには向いてません。またオフセットフックのワームだとダルいブランクスがバイト時、フックを貫通させるのに若干苦労するかと思います。
グリップはボートシーバス相当

19スコーピオン2702Rのグリップはボートシーバスロッド相当です。写真の上からジギング(21グラップラーBB Type LJ S63-1)、ボートシーバス(23ムーンショットBS S73M+)、2702R、バス(25ブラックレーベルSC S64L-ST)のロッドですが、一般的なバスロッドよりは長く、ロッドエンドを脇に挟む前提のジギングロッドよりは短くなってます。
操作性とバランス

19スコーピオン2702R-2の重心はグリップ先端から13cmで7ftのロッドとしては悪くありません。セパレートでないストレートグリップだとバランスが良くなる傾向にあります。

セパレートグリップのバスロッドですが、短い6.4ftの25ブラックレーベルSC64L-STに近いバランスの良さです。

因みにセパレートグリップで7.3ftのムーンショットBS S73M+なら重心はグリップ先端から21cmと持ち重りが酷くなります。
ロッドの曲がり方
実際に負荷をかけ曲げた際の写真です。


左から50g(ジョイクロ)、100g(鯛ラバ)を吊るした際のロッドの曲がりです。19スコーピオン2702Rはレギュラーテーパーのため負荷に応じて穂先から徐々に曲がりが深くなります。


続いて200g(元祖メタニウムMg)、500g(PETボトル)の負荷を掛けた曲がりです。200gの負荷で若干ベリー部分から曲がり難くなり、500g以上の負荷でもバット部分が更に曲がりますが、硬さも残しています。
乗り、食い込みの良さ

19スコーピオン2702R-2の食い込みは非常に良く巻物へのバイトも絡めとるような調子となっていますが、柔らか過ぎる訳ではなくジャークベイトのような操作系のルアーでも対応可能なバランスの取れた調子です。
ただX-80マグナムやラウドジャークなら何とかなりますが、X-80マグナム+1やMDラウドジャークなどリップの大きな大型ジャークベイトの操作となると若干ティップが入り過ぎる感じがあります。個人的には抵抗の大きなルアーには、もう少しパワーの強いロッドをお勧めします。
フッキング性能

これは予想外だったのですが、割とボヨボヨ感のあるブランクスの割にフッキング性能は悪くありません。バスのワームロッド程ではありませんが、ベリーからバットにかけて硬くなる調子のため、フッキング性能は良いぐらいです。

試しにスナッグレスネコリグでオフセットのマス針を使ってみましたが上顎にしっかりと貫通出来ました。特に子バスって軽いので太い針を掛けるのが意外に難しいんですが、問題無くフッキング出来ています。
キャスト性能

19スコーピオン2702R-2のキャスト性能は非常に素晴らしく大口径ガイドにて抵抗感無くルアーが飛びます。かと思えば長すぎ無いので近距離のキャストにも対応可能で、遠投も近距離もバランスの取れたロッドとなっています。
トルク感とリフティングパワー

トルクが高いほど魚が暴れにくくファイト時も寄せやすい傾向にあります。バスロッドですが私のトルク認識は以下の通りです。
| 5 | ワールドシャウラ、スコーピオン |
| 4 | ハートランド |
| 3 | ブラックレーベル |
| 2 | ゾディアス |
| 1 | エクスプライド |
19スコーピオン2702R-2のリフティングパワーは文句なしの5で、これまで複数本の19スコーピオンを使用してきましたが、どれも大型バスぐらいではビクともせず、コイやナマズなど他魚種でも全く問題ないパワーを発揮します。
コスト
決して19スコーピオン2702R-2は安価帯のロッドではありませんが、汎用価格帯の中では控えめな価格です。また他のロッドではハイエンドじゃないと手に入らない圧倒的なリフティングパワーが、この価格帯で買えるのは、むしろコスパが極めて高いと個人的には感じます。
デメリット
底物の感度は良くない

唯一の19スコーピオン2702R-2の難点としては感度は決して高くない事で、ワーム系の底物の釣りには適しているとは言えません。高比重PEを使えば何とか対応出来ない事は無いですが、ワーム系の釣りには、もう少し張り感の強いロッドが適しています。
タックル例の紹介

リール:22ステラC3000SDH
メインライン :モンスターゲーム9 1.0号×75m
リーダー:2.5~3号
19スコーピオン2702Rは非常に広い釣りを対応出来るロッドで、まずバスだと5~20g程度のルアーの釣り全般に対応出来ます。若干ワームでのボトム系の釣りは苦手ですが、何とかなるレベルではあります。
その一方でソルトではボートシーバスやサワラキャスティングにも対応可能でキャストにさえ気を付ければ40gぐらいのジグも対応可能です。ただベリーからバットにかけて少々曲がり難くなる傾向があるためジギングだと少々疲れやすいかもしれません。
まとめ

今回、紹介の19スコーピオン2702R-2は極めて広いジャンルの釣りに対応し、バスだと5g以上のルアー、ソルトだとボートシーバスやサワラキャスティングにも対応出来ます。またハイエンドのロッドでないと搭載されていないような圧倒的なリフティングパワーが汎用価格帯で手に入るため、大型魚に振り回されたりラインブレイクで悩んでいる人に是非、試して欲しいロッドです。
