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ダイワ最高峰ベイトのスティーズにSV BOOSTスプールとHYPER DRIVEデザインが搭載されリミテッドモデルとして展開されました。SV BOOSTの効果は顕著でSVによるトラブルレスは健在でありながら遠心に匹敵するキャストの伸び感が得られています。加えてSVスプールの弱点であったピッチングで弾道が浮く問題を見事に改善させています。スプール周りのパーツが増えたことで10g以下のキャストには懸念があったのですが、実際に投げてみると全く問題を感じません。加えてHYPER DRIVEデザインという新構造のギアが搭載され、巻き心地は前作より圧倒的な進化を遂げております。今回は外観としてはマイナーチェンジと思いきや、内部構造では大きな進化を遂げた21スティーズLTD SV TWについて紹介します。
個人的な評価は以下の通りです
★5が満点 | |
キャスト性能(5g) | ★☆☆☆☆ |
キャスト性能(7g) | ★★★☆☆ |
キャスト性能(10g) | ★★★★★ |
キャスト性能(14g以上) | ★★★★★ |
剛性感 | ★★★★☆ |
巻物適正 | ★★★★☆ |
ライントラブル耐性 | ★★★★★ |
コストメリット | ★☆☆☆☆ |
目次
21スティーズLTD SV TWの特性
![21スティーズLTD_箱出し](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/675f66d8128cbda9fe59d50464a2cdd1.jpg)
ダイワにしては珍しく鏡面の塗装となっており、ラメが施された外観になっています。
SV BOOSTスプールの特性
![21スティーズLTD_SV BOOSTスプール](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/193ed4728fb804de992049a92ae14a13.jpg)
![SVスプールのインダクトローター](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/f0e6523ee6e7c6496103b7b06313a0db.jpg)
21スティーズLTD SV TWの注目点でもあるSV BOOSTスプールでは標準の34mm径×24mm幅ですが、ブレーキが2段式になっており、白いワッシャーを挟んでバネが2つ搭載されています。これによりキャスト直後と後半でブレーキが変化し、より飛距離が伸びるよう工夫されています。
![21スティーズLTD_スプール重量](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/f443546a912e59e638857567718d8ea7-569x1024.jpg)
![1016G1 SV重量](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/0ee18ff7ee3bd315ece316ca4a5e72d7-570x1024.jpg)
ただし重量はSV BOOSTのパーツの影響で重く、従来のSVスプールと比較すると2g近く重くなります。
![21スティーズLTD_スプール重量FC12lb×80m](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/a82497deb10411f0b2fa5c3d588248e2-589x1024.jpg)
![21スティーズLTD_スプール重量高比重PE](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/11e8270b1b4da86d51c62ef03cef5149-563x1024.jpg)
糸巻後の重量はフロロ12ポンド×80mで23.4g、高比重PE2号×75m+フロロ14ポンド×20mで19.6gとなっています。
キャスト性能
![1スティーズLTD_PE仕様例](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/073b97c6bbada474807b66420a6b5519.jpg)
キャスト性能は圧倒的に進化しており、SVでのバックラッシュの少なさを維持しつつもキャストの失速感とピッチングでの糸浮きを見事に解消しています。10g前後が最もキャストしやすく、軽量では7gがギリギリ対応可能、重量級では28gまでと守備範囲が異様に広い仕上がりです。なおバックラッシュの少なさからPEラインもトラブル無く仕様可能です。キャストで使用する20~30mのみフロロやナイロンを使用し、残りをPEにすることでスプール軽量化に加えコスト削減にもつながります。PEセッティングの詳細はこちらの記事を参照してみて下さい。
SV BOOSTとSVの違い
![RCSB SV 1000スプール](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/08/7c0e8a3a40c8970366bc749ad790aa02.jpg)
![1016G1 SV](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/08/1016G1-SV.jpg)
SVスプールはバックラッシュの頻度が極端に減る反面、ブレーキが強くかかるためキャスト後半では失速する傾向にあり、ピッチングでは弾道が浮きやすい傾向がありました。SV BOOSTスプールではSVのデメリットが解消されておりキャストでも失速感は無く、ピッチングも低弾道で決まる上に、バックラッシュも抑えられています。
ただし、これは使用頻度の多いブレーキダイヤル7前後の設定での話です。SVではブレーキが効きすぎるため、ダイヤルをもっと弱め4~6で使用することも可能です。ただしキャスト直後のブレーキ力が不足するためサミングでの調整は必須の上級者向けセッティングとなります。
その一方、SV BOOSTはブレーキが効きすぎないため、SVであればダイヤル7固定が可能でしたが、SV BOOSTでは強風時などブレーキ設定を強める必要があります。
スプール互換性も豊富、交換でキャスト性能を簡単に調整可能
![RCSB 1000スプール](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/08/48294f30ac4c6983622267a85c9cdf22.jpg)
ダイワのベイトリールの長所は交換スプールが豊富な事です。21スティーズLTD SV TWはSV BOOSTという汎用性が非常に高いスプールが搭載されています。その一方で近距離特化ならSV BOOST 1000Sの浅溝スプール、遠投ならMAG-G BOOSTがより快適になります。スプールの交換だけでリール特性を大きく変えられるお手頃なチューニングです。なお各交換スプールの特徴は別記事で紹介しております。
ダイワ特有のカチャカチャ音が無くなった
![SV BOOSTスプールのベアリング](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/5368af6a3eb8c29c04812d886bd08f41.jpg)
![SVスプールのベアリング](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/6e3527a81e113119f18231f88b57bdec.jpg)
SV BOOSTスプールへの進化によりベアリングがバネで固定されるよう改良されました。これによりダイワ特有の巻き取り時のカチャカチャ音が無くなりました。
HYPERDRIVEデザインの剛性感
![21スティーズLTDのギア](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/21c87c61795a3157bc76912f415fb21b.jpg)
![17 スティーズA TWのギア](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/2580aaa167558b68922abe7a3ccb82b2.jpg)
巻き心地が格段に進化しております。HYPER DRIVEデザイン以降はギアが△でなく凸の形状に代わっており、この恩恵でシマノのアンタレスに匹敵する巻き心地が得られています。ギアの進化だけでここまで巻き心地が向上するとは思わず想定外でした。
多層式の滑りにくいドラグだがドラグ音は無し
![21スティーズLTDのドラグ](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/49dfc11edf48a76ae66d704ec287b490.jpg)
![23スティーズAⅡ TWのドラグ音](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/12/333d8f7946b7734a96611b42e917b9b9.jpg)
オリジナルのスティーズのみはAⅡ TWやCT、AIRと異なり多層のドラグワッシャー構造となっています。ドラグ強度を上げるためスピニングの3000番以上に用いられる構造であり、シマノのアンタレスでさえも採用していません。個人的にはドラグが出た後も出続けるといった、ドラグが滑るトラブルが少ないと感じました。
ベイトリールはシマノやダイワに関わらずスピニングよりドラグの初動が悪く、また一旦ドラグが出ると止められず出続けドラグが滑る傾向があります。ただドラグ音がないため、そもそもドラグが効いているか分かりにくい問題は有ります。
必用十分な軽量化
![21スティーズLTDの重量](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/e4fa0890476df0c801c82e2aaf29bdba-969x1024.jpg)
コンパクトで握りやすい
![21スティーズLTDと21ジリオンの比較](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/00fc949d4c3dd05734f7f7b8fddf082e.jpg)
恐らく34mm径ベイトリールの中で最もコンパクトかつ握りやすいリールです。21ジリオンSVとの比較では外観では同じように見えてもロッド装着時は一回り小さく感じるため操作性が向上します。シマノの20メタニウムとの比較でも21スティーズLTD SV TWの方がコンパクトです。21アルファスSVなど32mm径の一回り小さなリールであれば同等のサイズ感になりますが、34mm径でのこのコンパクト感は唯一無二と言えるでしょう。
勝手に目盛りが変わらないブレーキダイヤル
重量は160gと34mm径スプールのリールでは非常に軽く、軽量ルアーやワームの釣りに非常に相性の良いリールとなっています。
![21スティーズLTDのブレーキダイヤル](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/c6fea2db058db01ce42f73e2276acb9a.jpg)
![16ジリオン_ブレーキダイヤル](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/4f162ec03b245dc64f76c81472dc7768.jpg)
ダイワの旧型ベイトリールではブレーキダイヤルが剥き出しであったため、移動時などに勝手にブレーキが変わっており、釣り場での一投目で大バックラッシュなどトラブルの元となっていました。ただスティーズだけは独自の設計になっており、これまでダイヤルが勝手に変わるトラブルは一度も発生していません。
![21ジリオン_ブレーキダイヤル](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/10cb511a282a65b9c114fcc95eb33da1.jpg)
![21アルファスのブレーキダイヤル](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/e75409d5d9a20e7ca826c4f513301a2f.jpg)
最近の21ジリオンなどではダイヤル位置がリール下部に変更され対策されていますが、これでも、ごくまれには発生します。この点に関してはスティーズが満点です。
デメリット
分解時にギアが取り出しにくい
![21スティーズLTD_ハンドル取り付け部](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/0698d90af419d86b5da9e5176eeb7e31.jpg)
![21ジリオンのハンドル取り付け部分](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/d3553b983044a5018c926d31d74592b4.jpg)
![21スティーズLTD_ハンドル取り付け](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/9cbc762694d0f0e4297395465f4ebcc7.jpg)
![21ジリオンのハンドル取り付け](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/e12885de35eba372b53819b8110c72c4.jpg)
シャフトの窪みに上からハンドルで押さえつける構造になっていたためシャフトが変形し、分解洗浄の際にギアが取り出せません。そのため変形部分を削る必要がありました。同じHYPERDRIVEデザインの21ジリオンでは対策されていますが、21スティーズリミテッドSV TWについてはリメイクの為か未対応となっています。
高すぎる
リミテッドとは言え実売で6万近い価格は流石に高すぎます。バーサタイルで汎用性が高くロッド1本で全て対応したい人には勧められますが、複数本持つ方にはアルファスやジリオンなど中価格帯のリールを用途に応じて使い分ける方がお勧めです。
TWSがハードベイトの針に当たる
![19スティーズCT SV TWのフックキーパー](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/10/255c32e3b4755ae7a78a9736fab201b5.jpg)
![19スティーズCT SV TWのフックキーパー2](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/10/48e1e80f8a97498dca7b2462ff503e4e.jpg)
21スティーズLTDに限らずですが、ダイワのTWS搭載機はライン放出口が上下に動くため、リールにトレブルフックを引っかけると針先が当たり傷やフックが鈍る原因になります。19スティーズCTの例で恐縮ですが、私はジーニアスプロダクトのフックキーパーを使うことで対応しています。
想定される釣り
![21スティーズLTDに適したルアー](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/a6730908bb9e7ccb71b10438d1a4f8ad.jpg)
一言でいうと21スティーズリミテッドSV TWはバーサタイルで特異な分野は10g前後ですが、下は7gから上限は1オンス近くまで幅広いルアーを使用可能です。軽量であるため特にML~Mクラスのロッドとの相性が抜群であり、幅広いルアーに対応出来ることからロッド本数が少ない人に特にお勧めです。逆に言うと価格も非常に高いため、ロッドを複数釣り場に持ち込む方は中価格帯の専用リールをそろえる方が良いでしょう。
他のリールとの比較
21ジリオンSV TWとの比較
![21ジリオンSV TWの使用例2](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/bcbd39e19b402620addfa48c2fe237c2.jpg)
用途が非常に近い21ジリオン SV TWとの比較です。
キャスト性能(5g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(7g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(10g) | 同等 |
キャスト性能(14g) | 同等 |
剛性感 | 21スティーズLTD |
巻物適正 | 21ジリオン SV TW |
ライントラブル耐性 | 同等 |
コストメリット | 21ジリオン SV TW |
21スティーズLTD SV TWは21ジリオンSV TWとは異なりスプール内側には肉抜きによる軽量化がされているため、僅かに軽量ルアーへの適正が上がっています。ただ重量差は0.3~0.4gのためキャスト性能に大きな差は有りません。
それよりも大きいのか自重とリールの大きさです。21スティーズLTD SV TWの方が軽量かつサイズもコンパクトのため、ワーム系など繊細な操作が必要な釣りに適しています。21ジリオンSV TWも大幅な軽量化がされ21スティーズLTD SV TWに近い特性となりましたが、この点に関しては全く追いついていません。というか20メタニウム含め34mm径のリールの中で最もコンパクトで操作性が高いのが21スティーズLTD SV TWです。
その反面21ジリオンSV TWは重量が僅かに重い分、Mパワー以上のロッドや巻物の釣りでは安定感が得られます。ドラグ音も搭載されているためバスだけでなくチヌやシーバスなど幅広い用途に展開できるのもメリットです。価格もおよそ半額であり、スティーズ1台より21アルファスと21ジリオン2台の方が守備範囲は高まります。21ジリオンSV TWの詳細は別記事で紹介しております。
19アンタレスとの比較
![19アンタレス](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/26189655a5392af316032ecd67854532.jpg)
キャスト性能(5g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(7g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(10g) | 19アンタレス |
キャスト性能(14g) | 19アンタレス |
剛性感 | 19アンタレス |
巻物適正 | 19アンタレス |
ライントラブル耐性 | 21スティーズLTD |
コストメリット | 19アンタレス |
21スティーズLTD SV TWと19アンタレスはいずれもベイトリールの最高峰ですが用途が全く異なります。21スティーズLTD SV TWは汎用性に特化したリールであり1台で5gから20g以上まで幅広く扱えます。自重も軽いためワームなど操作系の釣りへの相性もよくバックラッシュも発生しません。キャスト性能に関しては拮抗しており19アンタレスの方が飛距離や伸び感の面では有利とは思います。その反面、バックラッシュ抑制には技術が求められ7g以下の扱いやすさを含めたキャスト性能では21スティーズLTD SV TWが優位です。
一方で19アンタレスはシマノならではの重量感と剛性感でM~MH以上のパワフルなロッドに適しています。また21スティーズLTD SV TWが余りに高すぎるため、コスト面でも19アンタレスが有利です。19アンタレスの詳細は別記事で紹介しています。
20メタニウムとの比較
![20メタニウム](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/06/34ca1eb04c8c231a0f4a5051417a0583.jpg)
キャスト性能(5g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(7g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(10g) | 20メタニウム |
キャスト性能(14g) | 20メタニウム |
剛性感 | 20メタニウム |
巻物適正 | 21スティーズLTD |
ライントラブル耐性 | 21スティーズLTD |
コストメリット | 20メタニウム |
20メタニウムと21スティーズLTD SV TWは汎用性に特化したリールであり幅広いルアーを扱えます。いずれも自重が軽いリールですが、21スティーズLTD SV TWは更に軽量でありロッド取り付け時のサイズ感も小さいため、より繊細な用途に適しています。キャスト性能に関しては20メタニウムの方が飛距離や伸び感の面では有利とは思いますがバックラッシュ抑制には技術が求められます。そのため7g以下の扱いやすさを含めたキャスト性能では21スティーズLTD SV TWが優位です。
その反面、20メタニウムはキャストの伸び感が良く10g以上のルアーであればバックラッシュも気にならなず快適に扱えます。コスト面でも圧倒的に有利で、剛性感も高くカバー打ちからバスを引きずりだす用途でも不安になりません。20メタニウムの詳細は別記事で紹介しております。。
19スティーズCT SV TWとの比較
![19スティーズCT SV TWの使用例](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/10/f42dfeb177dde50c2fca230231c57b28.jpg)
キャスト性能(5g以下) | 19スティーズCT |
キャスト性能(7g) | 19スティーズCT |
キャスト性能(10g) | 同等 |
キャスト性能(14g) | 21スティーズLTD |
キャスト性能(20g以上) | 21スティーズLTD |
剛性感 | 21スティーズLTD |
自重の軽さ | 19スティーズCT |
ライントラブル耐性 | 同等 |
コストメリット | 19スティーズCT |
共に同様にバーサタイル機としては抜群の性能を持っていますが、より軽量ルアーに適しているのが19スティーズCT SV TWです。14g以上の使用感は21スティーズLTD SV TWですが、19スティーズCT SV TWは7g以下のルアーが圧倒的に扱いやすく5g前後のルアーも快適にキャスト可能です。遠投には不向きですが20g以上もキャスト可能な汎用性も持っています。19スティーズCT SV TWの詳細は別記事で紹介しております。
まとめ
![21スティーズLTD_使用例](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2022/07/073b97c6bbada474807b66420a6b5519-1.jpg)
今回は21スティーズリミテッドSV TWについて紹介しました。オリジナルに比べマイナーチェンジのみかと思いましたが、
・SV BOOSTスプールにより低弾道キャストでルアーが浮かない
・トラブルレスは変わらずPEでも快適
・巻き心地も大きく向上
となっており価格面以外で大きなデメリットは見つからないフラッグシップにふさわしいリールです。オリジナルの16スティーズSV TWを所有されている方で巻き心地に不満のある方は買い換えても良いと思います。また別売りのSV BOOSTスプールを購入すればキャストの快適性も向上します。21ジリオンを購入しスプールのみの変更でも問題ありませんが、21ジリオンよりは巻き心地、使用感は価格の分上です。資金に余裕のある方は購入を検討されては如何でしょうか。