【トレブルフック図鑑】各フックのインプレ、重量、長さ/幅、線径を記載

トレブルフック

ワームフックほどではありませんが、数が多過ぎて使い分けが難しいトレブルフック。とりあえずでピアストレブルやトレブルRB-Mを使っている人も多いのでは。無駄な前置きは無しで、さっそく各トレブルフックの特徴を紹介します。各フックの太さ、重量も記載しておりますのでフック交換の参考にしてみてください。

測定方法について

各フックの縦/幅、線径の太さ(mm)については以下写真の通り測定しました。

かまかつ

【標準】トレブルRB-M ショートシャンク

いきなり店頭で見たこともないようなフックを出してしまって恐縮なんですが、理由としてはトレブルRBMショートシャンクこそが基本的な形状と思うからです。有名なピアストレブルやトレブルRB-MやトレブルSP-Mは個人的には全て特化フックであり標準的な形ではありません。

トレブルRB-MSS
SP-M⇐RB-M SS⇒RB-M

トレブルRB-Mショートシャンクは全くショートシャンクでは無く、トレブルRB-Mに比べて短いだけであり、むしろ標準です。フックの太さも重さも標準であり、迷ったときにはトレブルRB-Mショートシャンクを使うことを強くお勧めします。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
100.21414.9/12.90.6【0.5】
80.29317.0/14.60.7【0.5】
60.43119.1/16.10.8【0.6】
50.52921.1/17.30.8【0.6】
40.63722.0/18.60.9【0.7】
【】内は平打ち部の太さ

【貫通重視】トレブルRB-M

店頭でも見かけることの多いトレブルRB-Mですが、個人的にはオールラウンドとは全く思えず貫通性重視のフックです。

トレブルRB-M
SP-M⇐RB-M⇒S-RB

幅は標準的であるものの長いのが特徴的であり、この長さによる貫通力がトレブルRB-Mの魅力です。特に魚のサイズが小さい場合、魚の重量が足りないためバイトがあってもフックが貫通しないことが多いですが、トレブルRB-Mなら問題ありません。フック自体が太すぎないのも貫通性に貢献していると思われます。

ただ難点は長さ故の重さです。通常のフックより僅かに重くルアーによってはアクションに影響します。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
120.15514.1/10.70.6【0.4】
10
80.31018.0/14.00.7【0.5】
70.37518.7/15.00.7【0.6】
60.45020.7/16.10.8【0.6】
50.53322.2/16.80.8【0.6】
40.68623.8/18.60.9【0.7】
3
21.07827.8/21.51.1【0.9】
【】内は平打ち部の太さ

【掛け重視】トレブルSP-M

幅広い形状により初期掛かりが特に良好なのがトレブルSP-Mです。長さは平均的ですが横幅が一回り広いのが特徴です。

トレブルSP-M
RB-M⇐SP-M⇒S-RB

この形状は特にトップウォーターや中層のバイブレーション、ミノーの早巻きなど、とにかく掛かりを良くしたい状況との相性が抜群で魚を絡めとるようなフッキングが可能です。

ただ難点が根掛かりの多さです。幅広で掛かりが良いため沈み枝やボトムの岩も掛けやすく根掛かりが多発します。そのため物に当てる釣りには全くお勧めできません。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
100.21515.1/12.70.6【0.5】
80.28316.9/14.40.7【0.5】
70.34917.3/15.90.7【0.6】
60.43419.8/16.70.8【0.6】
50.51620.2/18.40.8【0.6】
40.63022.3/19.30.9【0.7】
30.79523.7/20.71.0【0.8】
21.00225.4/23.41.1【0.9】
【】内は平打ち部の太さ

【標準+強度】トレブルS-RB

バスがメインの方は見たこと無いかもしれませんが、スタンダードのラウンドベンドを謳っているのがトレブルS-RBです。釣り具屋によってはソルトコーナーに置かれており、バス以外も含めた標準的な形状なのだと推測されます。そのためか形状は普通ですが線径が太く耐久性も高めです。トレブルRB-M ショートシャンクでは強度に不安な状況でご検討ください。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
80.35416.6/13.10.8【0.6】
60.42918.6/14.40.9【0.7】
50.51419.9/16.20.9【0.8】
40.66021.8/17.51.0【0.8】
【】内は平打ち部の太さ

【横アイ+標準+強度】トレブル13

廃版になったもののショップオリジナル?として特注で復活したのがトレブル13。ワイルドハンチやOSPのルアーなど横アイのルアーでは今でも替えが効きません。

トレブル13使用例
ただワイルドハンチ用の5番/7番は復刻なし…

ただフッ素コートも無くトレブルS-RBと同様に若干、線径が太い点には注意が必要です。トレブルRB-Mショートシャンクに比べても一回り太く、およそトレブルS-RB相当の太さです。

トレブル13外観
RB-M SS⇐トレブル13⇒S-RB

各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
80.33216.2/13.90.7【0.6】
70.32417.3/14.20.8【0.6】
60.42618.3/14.60.8【0.6】
50.54920.4/16.90.9【0.7】
40.64722.1/17.80.9【0.7】
【】内は平打ち部の太さ

【横アイ+根掛かり回避】トレブル21

こちらも横アイに適したフックのトレブル21ですが内径であるため根掛かり回避性が高いのが特徴です。個人的には中層巻きで有効ではあるものの根掛かり回避性が低いHPFクランクやブリッツのフロントフックに愛用しています。

トレブル21

また8番や6番では軽量のためサスペンド調整にも有効です。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
80.18517.1/14.00.6【0.5】
60.40520.1/16.00.8【0.6】
40.64321.7/19.60.9【0.8】
【】内は平打ち部の太さ

リューギ

【根掛かり回避】ピアストレブル

おそらくトレブルフックの中でも人気の高いピアストレブルですが、個人的には根掛かり回避性の高いクランク向けとの認識です。フック先端が内側に傾いているため障害物をかわしやすく、太いため1本掛かりでも曲がりにくいのが特徴です。長さもがまかつ/トレブルRB-M同様に長いため太くても貫通力は高めです。

ピアストレブル
RB-M⇐ピアストレブル⇒RCカマキリ

ただ内径のため魚のバイトも掛かりにくく、特にバイブレーションの早巻きなどではバイトをことごとく弾きます。トップなど掛かりが悪いルアーに適しているとは全く思えず、カバークランクやボトムを引きずるようなバイブ以外の釣りには個人的には使いたくありません。また重量も重たいためルアーアクションが変わる可能性もあります。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
80.34916.9/13.20.8【0.6】
70.42318.4/15.50.8【0.6】
60.47720.1/16.90.9【0.7】
50.52821.6/19.20.9【0.7】
40.63123.2/20.21.0【0.8】
30.79524.6/22.01.1【0.8】
20.92126.9/25.21.2【0.9】
11.20229.0/27.11.2【1.0】
【】内は平打ち部の太さ

【軽量+根掛かり回避】ピアスダガー

ピアストレブルをそのまま細くしたのがピアスダガーです。細く折れ曲がりやすいものの、シャンクの長さと細さにて貫通性は抜群です。また内径のため根掛かり回避性にも優れています。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
120.17314.2/11.30.5【0.4】
10
8
70.29619.0/13.90.7【0.5】
60.38520.6/15.60.7【0.6】
50.47022.3/17.20.8【0.6】
【】内は平打ち部の太さ

イチカワ

【掛け重視+強度】RCカマキリ

恥ずかしながらバスに、こんな太いトレブルフックなんて必要?と思っていましたが、とある用途では欠かせないRCカマキリ。ピアストレブルのように太い線径とがまかつ/トレブルSP-Mのような幅広さがバイトを絡め取ります。

RCカマキリ
SP-M⇐RCカマキリ⇒ピアストレブル

私が溺愛しているのがシャワーブローズとの組み合わせです。

シャワーブローズのフック曲がり

シャワーブローズは横アイかつアイが斜めのためフックの可動域が狭く、またルアーサイズも大きいため外掛りが多発するため、てこの原理で簡単にフックが曲げられます。この用途でも全く問題ないのがRCカマキリで掛かりを向上させ、かつ魚の強烈な引きにも耐えてくれます。おそらくビックベイトなどにも適していると思います。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
60.47719.1/16.90.8【0.7】
50.57020.1/18.10.8【0.7】
40.73022.0/19.71.0【0.9】
【】内は平打ち部の太さ

BKK

【軽量】SPEAR 20-SS

軽量が売りのSPEAR 20-SS。ワンテンなど標準フックが極細で交換にて沈みやすいサスペンドルアーに最適とPRされています。確かに、その用途では替えが効かず唯一無二と思いますが、個人的に重宝しているのが10~8番の小型番手です。というのも、がまかつやリューギの小型フックは大きすぎてフック交換の際に1番手小さくしないとサイズ感が合いません

SPEAR20-SS
がまかつ、リューギでは1番手落とさないとサイズ合わず、また微妙に小さくて困る

その点、SPEAR 20-SSは10~8番ではサイズを変えず交換可能な、小型ルアー向け標準フックとも思います。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
100.18313.9/11.90.5【0.4】
80.27116.3/13.40.6【0.5】
60.35018.9/15.80.7【0.6】
40.59922.6/18.20.8【0.7】
【】内は平打ち部の太さ

【超ショートシャンク+根掛かり回避】SPEAR 20-SS

特殊形状のSPEAR EWG 71-SSは見ての通り超ショートシャンクであり、Xオーバーやウイグルワートのようなルアーでも前後のフックが絡みません。

SPEAR EWG 71-SS

また幅広ではあるものの針先は極端に内径となっているため根掛かり回避性は高く、ウイグルワートのようにボトムノックをし続けるクランクとの相性は抜群です。全く万能とは言えないフックですが、上記用途では替えの利かないフックでもあります。各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/幅(mm)線径(mm)
60.44815.4/18.20.8【0.7】
40.61117.5/21.11.0【0.8】
【】内は平打ち部の太さ

クアトロフック

【超掛け重視】ピアスクアッド

4本で超掛け重視のピアスクアッド。トップや羽モノなど掛かりの悪いルアーに特化したフックです。難点は重すぎることで明らかにルアーのアクションが変わってしまいます。これを理解したうえでの導入が必須の上級者向けフックです。

ビックバドのフック交換例

個人的にはビックバドでの使用が気に入っており、フックの重量増にて従来より更にスローに巻くことが可能です。

各サイズの重量、縦/幅、線径の太さ(【】内は平打ち部分)は以下の通りです。

番手重量(g)縦/
最小-最大幅(mm)
線径(mm)
41.37025.1/
18.6-26.1
1.0【0.8】
31.55825.6/
19.7-27.7
1.0【0.8】
21.79629.1/
21.0-30.0
1.0【0.8】
12.27230.2/
22.7-31.8
1.1【0.9】
【】内は平打ち部の太さ

なお幅については最小と最大値を計測し記載しています。

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