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年末からポストを続けていた各ラインの紹介について現時点でのランキング形式で並べてみます。各ラインの詳細はリンクを貼っておきますので、ここでは簡単な紹介にとどめます。ここでは高比重PEの紹介です。
1位 オールマイト
現時点で最高と感じる高比重PEがオールマイトです。正直に言って結束強度や耐摩耗性が他の高比重PEに比べ優れている訳ではないのですが、このPEは他の高比重PEに比べ少々硬めのためラインによるルアーの操作性が一回り上だと感じます。耐久性も高比重PEの中では高く毛羽立ちや糸の解けも有りません。
ただ高比重PE全般に言える事ですが4本撚りのため糸鳴りは煩く、かつ結束強度も高くありません。またオールマイトに関しては1.5号までの太さしか無いためベイトで使うにはベイトフィネス系など用途が限られます。2号のラインナップを切に望んでいます。
2位 オードラゴンX4
これ以前にもセフィアG5など高比重PEは存在していましたが、高比重PEの認知度を大きく上げたのはオードラゴンX4で間違いないでしょう。おそらく号数によって比重が変わらない高比重PEは初だったのでは。比重も1.40と今までで最も高く、高比重PEの標準にもなりました。2号までのラインナップがありベイトでも使いやすいのも魅力です。販売当初は2.5号もあったのですが廃版に…もっとベイトPEを広がると良いんですが。
今でも結束強度や比重などでは首位を譲ってはいませんが、後発のオールマイトに比べると多少柔らかく操作性の面ではマイナスです。また耐久性は高くなく長期使用ではケバ立ちが目立ちます。
3位 ピッドブルG5
バス釣りにおいてスピニングPEを爆発的に普及させたのはピッドブルG5なのかと思います。セフィアG5やオードラゴンX4がすでに市場には存在しましたが、当時はキワモノ的な存在でした。そこに登場したピッドブルG5は高比重PEとしてはあり得ない安価設定であり、一気にバス釣りにもPEが浸透したと感じます。
ただ価格の反面、耐久性は低く色抜けもかなり早く感じます。また糸が解けやすくベイトPEでは耐久性の面で扱いにくく感じます。ただ価格が安いので、とりあえずPEを初めて見たい人にはお勧めです。
(ランク外)オードラゴンX8
ここからはランク外です。販売前から期待していたオードラゴンX8なんですが、個人的にはバス釣りには使い物になりませんでした。というのも柔らか過ぎるんです。芯糸+8本撚り構造のため硬さには期待していたんですがアップグレードX8よりも柔らかく感じるほどで、使い始めはコーティングにより非常に硬いものの、すぐに柔らかくなります。そのためラインでルアーを操作し難いだけでなくエアノットも多発します。
(ランク外)UVF PEデュラヘビー X8
これ、たぶん海の船用PEです。というのも使用感がスーパージグマンにかなり近いからです。糸質としてはコーティング感が全く感じられず非常に柔らかいのが特徴です。そのためキャスティング用途では糸絡みやエアノットが多発するため正直に言って使い物になりません。また糸が太く0.8号でも1.0号相当の太さのためスプールへの糸巻き量が減少します。
おそらく船から漂わせる釣りには向いてるんでしょうが、キャスティング中心の私では使いこなせなかったPEです。