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ナイロンラインの専用タックルが不要で一番オールラウンドに使えると思うポッパーがスティーズポッパーです。有名なPOP-Xなどはナイロンラインが必須でフロロだと沈んでしまいますがスティーズポッパーはフロロでも操作できるので専用タックルが必要ありません。またネチネチと誘う虫のようなアクションからボゴンと音を立てて魚を呼び寄せるアクションまで多彩でポッパーでの誘い方を全てカバーしています。出来ないことが殆ど無く、ペンシルのような高速ドッグウォーク以外は全て対応できるため、ボックスに入れておけば安心のルアーでもあります。
難点があるとすれば専用ルアーには勝てない事です。虫のようにネチネチ誘う釣りではPOP-XやPOP-MAXには劣り、広範囲や深場から音で誘う釣りにはラウダーに劣ります。
個人的な評価は以下の通りです。
目次
ポッパーの特徴
![トップの使い分け](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/c11f9badbded1d7fade9661abd7ef3a2.jpg)
近年では羽モノが人気なトップウォータールアーですが、ポッパーは止めて放置しても誘えるため、羽モノよりも更にスローな誘いが可能です。個人的にはポッパーよりスピードを上げたい際に羽モノ、更に速度を上げたい時にペンシル、濁った時にはノイジーやバズベイトを使用しています。
スティーズポッパーの特徴
スペック
![スティーズポッパーの重量](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/3c2edf8025173115f6451bb1f6d79380-736x1024.jpg)
スティーズポッパー60Fは60mmサイズのポッパーとしては平均的な重さですが近年の進化したベイトリールなら特に問題なくキャスト可能です。
![スティーズポッパーの浮き姿勢](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/25f8479d05824b9a5e6a7c03bd0fa42c.jpg)
浮き姿勢は水平ですがドッグウォークだけでなくボゴンといった強いポップ音が出せるため深場から魚を呼び寄せることも可能です。水平姿勢で浮くためか着水音も非常に柔らかく着水バイトが多いのも特徴です。フロロラインでも扱えるためボックスに一つ入れておくと非常に重宝します。
![スティーズポッパーのサイズ比較](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/25ac4f4adfc5c2e784b5fe74b21f2cce.jpg)
またサイズ展開も豊富で50~70サイズと使い分けが可能です。個人的な使い分けは
60F:オールラウンド、迷ったらコレ。
70F:カバー付近、もしくは障害物近くや濁った状況。
50F:絶対にバスがいると分かっていて、表層デッドスローが有効な状況。
です。私は大きなルアーはデカバス用という考え方は一切ありません。大きなサイズはキャスト精度の向上だけでなく濁ったり風が強い状況でもバスに気づいてもらえると考えです。
![スティーズポッパーのフック](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/8924378a84819546c09fe658d5abc9cc.jpg)
ただフックに関しては何故か横アイ使用でセンターバランスではありません。がまかつのトレブルRB-MショートシャンクやSP-Mなどへの交換がお勧めです。トレブルフックの詳細は別記事で紹介しております。
スピード
スティーズポッパーは万能で一ヶ所に時間をかけて狙う使い方から、ドッグウォークで護岸際などある程度の範囲をサーチすることも可能です。
アピール
スティーズポッパーのアピール力は強めで、ある程度の範囲から魚を寄せてバイトさせることが可能です。ボゴンと音を伴って潜り、浮上することで魚を呼び寄せます。ただ以外に潜るため水深が浅い場所では根掛かりに要注意です。
![スティーズポッパーのアクション1](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/cf4d4cf59a628f51c34c0a96a25b2955.jpg)
![スティーズポッパーのアクション2](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/5db5423e62d7d898c9a74781610d3348.jpg)
その反面、障害物や濁りが絡まない場所では見切られやすく感じます。寄ってきてもバイトが取れない時には食わせ力を上げるため、サイズを下げるかPOP-Xへの交換がお勧めです。
釣果と良型率
![スティーズポッパーでの釣果](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/698e2806d1675d4fad6066ee4202053d.jpg)
ポッパーで釣れる魚は、どちらかと言うと痩せて弱った状態の魚が多くなります。特にポストからアフター時期で子魚を追い回す元気の無い弱った個体を選んで釣るルアーです。
まとめ
![スティーズポッパー表](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/9ca51645c708aa8dde42d187691459c0.jpg)
![スティーズポッパー裏](https://hardbaitlab.com/wp-content/uploads/2024/05/a20b9842cc74185ae9c61f07557c0dcf.jpg)
今回紹介のスティーズポッパーは
・フロロでも使用可能で専用タックルの必要ないポッパー
・ネチネチ系のドッグウォークから音で呼び寄せるなど使い方も選ばない
・オールラウンドのため特化型のポッパーには性能が劣る
とボックスに一つあれば困らない優秀なポッパーです。