【オードラゴンX8 インプレ】強度不足を解消した高比重PE

オードラゴンX8_0.8号

記事内に広告を含みます

この記事は広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

現在データを更新中ですが、測定済のデータから順次記載しております。

オードラゴンX8で特徴的なのは8本撚りPEにも関わらず硬い点です。アップグレードX8に代表されるような従来の8本撚りPE特有の柔らかさが無く、比較的硬く操作しやすく感じます。この硬さは4本撚りPEに匹敵しオードラゴンX4のような4本撚り高比重PEに近いと感じます。

また強度は8本撚りだけあって高く従来の4本撚り高比重PEより明らかに上です。ただ一般的なPEには全く勝てない点には要注意です。

オードラゴンX8の特徴

太さ

SV BOOST PEに1.0号を75m巻いた時の写真です。左がオードラゴンX8、右がオードラゴンX4ですがスプールの笠は変わりません。糸の太さに関しては号数通りとなっています。

強度

オードラゴンX8の結束強度

0.8号をFGノットでの結束強度を測定した結果です。計測は10回行い平均、最大、最小の強度を示します。比較対象は同じ高比重PEであるオードラゴンX4です。

 オードラゴンX8オードラゴンX4
表記
強度
6.35kg
14lb
5.90kg
13lb
平均3.50kg
55%
3.11kg
53%
最大4.00kg
63%
3.50kg
59%
最低3.00kg
47%
2.50kg
42%

同じ高比重PEでも8本撚りのオードラゴンX8は全体的に結束強度が高く、オードラゴンX4との比較でも平均から最大値、最低値とすべての値で上となっています。

オールマイトも4本撚り高比重PEの中では強度が高い方ではありますが、根本的に結束強度が高くなりやすい8本撚りPEには勝てません。特に最低値がオードラゴンX8は4本撚り高比重PEより高いと感じます。

 オールマイトアップグレードX8
強度6.35kg
14lb
7.26kg
16lb
平均3.40kg
54%
4.80kg
66%
最大4.00kg
63%
5.25kg
72%
最低2.50kg
39%
4.50kg
62%

ただ結束強度が強いと言っても高比重PEの中での話であって一般的なPEには明らかに強度が劣る点には要注意です

耐久性(色落ち、毛羽立ち)

耐久性については検証中のため少々お待ち願います。

耐摩耗性

オードラゴンX8の耐摩耗性

10号重り(35g)を1000番の砥石に吊るし、左右20cmを行き来できた回数を測定(1往復で2回とカウント)しました。計測は5回行い平均、最大、最小の強度を示します。

オードラゴンX8アップグレード
X8
平均2回3回
最大3回4回
最低2回2回
オードラゴンX4オールマイト
平均2回2回
最大2回2回
最低2回2回

結果としてはオードラゴンX8の耐摩耗性は通常のPEと高比重PEの中間でした。比重1.4程度と高比重素材が多いオードラゴンX4やオールマイトに比べると耐摩耗性は上ですが、通常のPEであるアップグレードX8には劣ります。ただアップグレードX8でさえも耐摩耗性が強いとは言えないので、通常のPEである限りリーダーは必須と思われます。

滑り性、糸鳴りの少なさと飛距離

顕微鏡による60倍写真での比較です。オードラゴンX8は8本撚りPEのため表面の凹凸は少なくアップグレードX8と同等です。

4本撚り高比重PEであるオールマイトやオードラゴンでは表面凹凸が多く糸鳴りも大きくなります。

FGノットでの編み数

0.8号で堀田式FGノットを組んだ時の私の編み込み回数を記載しています。編み込み回数は上下に1回づつ編んだ際の編み数を2回と計上しています。そのため通常のFGなら編み込み数は半分になります


オードラゴンX8オールマイトアップグレードX8
1.0号25回19回25回

FGノットに関しては標準的な8本撚りの編み込み回数で対応出来ます。オールマイトの4本撚りPEように編み込み回数を減らすと摩擦が足りずノットが抜けるため要注意です。

伸びと感度

オードラゴンX8の伸び

0.8号のPE:7mを2kgで引っ張った際の伸び率の結果です。

 オードラゴンX8アップグレードX8
伸び9cm8cm
伸び率1.3%1.1%
オードラゴンX4オールマイト
伸び12cm10cm
伸び率1.7%1.4%

オードラゴンX8の伸びは高比重PEとしては少なくアップグレードX8と、ほぼ同等か僅かに伸びる程度に留まっています。オードラゴンX4やオールマイトなど従来の高比重PEは伸びやすい傾向にありましたが、オードラゴンX8の伸びは従来の高比重PEと通常のPEの中間となっています。

硬さ

オードラゴンX8_0.8号新品の硬さ
オードラゴンX8新品

オードラゴンX8の硬さは驚異的で新品の状態では15cmの長さでも水平を維持するほどです。ただコーティングの影響なのかFGノットを組んだだけでノット付近の糸の硬さは無くなります。

オードラゴンX8とX4の硬さ比較
黄,奥:オードラゴンX8
青,手前:オードラゴンX4

この柔らかくなった状態でライン8cmを水平に浮かせた際の折れ曲がりの写真です。オードラゴンX8の硬さはオードラゴンX4と変わらず水平を維持出来ずに折れ曲がっています。

オードラゴンX8とオールマイトの硬さ比較

黄,奥:オードラゴンX8
黄緑,手前:オールマイト

なお高比重PEの中でも硬いオールマイトなら8cmであれば水平を維持できています。オードラゴンX8はコーティングが無くなれば硬さが取れるのだと推測されます。

実釣での操作性

なお実釣での操作性では高比重PE特有の糸自身の重みでラインがまっすぐ水面まで伸びる傾向は見られます。アップグレードX8なそ通常のPEでは空中に糸が舞いやすく、また糸の重みが少ないため空中での糸もコイルを巻きやすい傾向にあります。

ただ更に比重の重い比重1.4のオードラゴンX4と比べると比重1.2のオードラゴンX8は空中に舞いやすくバタつきやすい傾向にあります。なお同じ比重1.4でも硬いオールマイトはオードラゴンX4に比べ若干の糸のコイルが見られます。

コスト

価格についてはお手頃感は有りませんが高いとは感じず高比重PEの中でも標準的です。75m×2回を使えると思えばフロロよりも安価と感じます。

オードラゴンX8の使用例

その他、耐久性などの項目については順次アップデートしますので、少々お時間願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA