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新製品シーズンなので、私なりの各ロッドへの印象を纏めようと思ったのですが、歴史から話した方が面白いかと思い、私の使用してきたロッドと共に、その選んだ理由、時代ごとの背景を語ってみます。
軽さの追求
2000年まではTDとEG

個人的な印象ですが90年台はチームダイワが凄かったです。TD-SやTD-XからのハートランドZと人気は凄く、黄金時代はTDバトラーでしょうか。ダイコーとかオリムピックも頑張ってましたが、やっぱチームダイワがロッドでは先端を走ってた印象がつよいです。
なお世間的にはコンバットスティックやインスパイア、テムジンの方が人気は高かったんですが、一般人には買う事は不可能で、デストロイヤーとか幻の存在でした。当時、一度も店頭で見る機会さえ無かったですね。
リールもロッドも軽量化が進む

当時はトーナメント至上主義でトーナメントで活躍したら売れる時代でした。それに乗ってかリールもTD-Zからの軽量化の波が激しく、メタmgと続き、ロッドも軽量化の流れが続いてました。
ダイワがバトラーの軽量フリッピングロッド、ハリヤーを出して以降かな?更に軽量化の流れが加速し、バトラーリミテッドも登場しました。高過ぎて買えませんでしたけどね。
トーナメント以外の楽しみ方も

ただ当時から時代の流れに逆行するロッドも有りました。特にノリーズは当時から重い上にバランサー付きの方針を崩しませんでした。今となっては理解出来るんですが、当時は軽量高感度が絶対の時代だったので、相当な逆風で大変だったと思います。
またハートランドも高級路線で疾風をリリースしたんですが、当時の私には違和感しか有りませんでした。浜スペより重いしコルクじゃ無くてEVAってのも当時の流れと逆行してました。
ただ徐々にトーナメント以外の楽しむためのロッドが増えてきました。写真のドットスリーなんかも、その展開かと。当時、村上プロが野池でグリフォン投げてた印象が強いです。当時の写真が無くて、写真のリールが16ジリオンSVで変なのは申し訳ない。
軽量高感度から扱いやすさと粘り
2010年以降のシマノの大躍進

個人的な話で恐縮なんですが2000年台後半から釣りに行く機会が激減しました。年一で某企業裏で遊ぶ程度に。
そんな中で、引越しを機に淀川で釣りを再開し2015年に驚いた事が、シマノロッドが人気になってた事でした。仲が良かったジャッカルとダイワが決別しシマノでロッドもリールも開発してるのは衝撃でしたね。
バーサタイルの普及にも驚きました。昔はハードベイトかワーム専用で、だいたい3本までを陸っぱりに持ち込み、スピニング、プラグ用ベイト、ワーム用ベイトの組み合わせが多かったが印象です。でも2015年頃には1本で対応するってのか流行してて、今思えば陸王の影響が大きかったのかと思います。
フルソリッドなら切られないがキャスト出来ない

とは言え、まぁ適当に釣りする分にはロッドなんて何でも問題無いだろうと昔使ってたバトラーで淀川に行くもデカバスにラインを切られまくる日々が続きます。 その中で気が付いたのが、ハートランドのフルソリッドなら戦える事。ここでトルクの重要性に気がつきます。
なお、このロッドは昔ヒュンヒュンで有名になった竿。ドラッキング前提の使用が前提なんですが、ベナベナ過ぎてまともに扱えないのが難点です。ここから真剣に淀川モンスターを取るためのロッド選びを進める事になります。
初代ブラックレーベルはトルク全開

色々と情報を調べる中で、ラインブレイク対策にはトルクが必要と知り、初代ブラックレーベルを導入する事に。ロッドで、こんなにファイトが変わるのかと衝撃でした。とにかくファイト中に魚が暴れない。耐えてる内に魚が上がってきて結局取れる。これがトルクの恩恵かと驚きました。

ブラックレーベルでは特に川村プロの使うPF701が有名でした。実際に試してみましたが、確かに何でも使える。でも、それ以上に重過ぎる初代ブラックレーベルに腕が持たず、筋肉痛に悩まされる日々が続きます。7ftどころか写真の68MHでも重く感じる事が多く感度にも不満が強くなり、軽量高感度のロッドに浮気する事になります。
エクスプライドは軽く扱いやすいがトルクが足りない
せめてヘビーバーサタイルだけでも普段を軽減したくエクスプライドの172MHを導入しました。もう感動、なんて軽いんだと。 68MHの初代ブラックレーベルより軽く感じるぐらいです。とにかく操作が軽快。

が、なかなか釣れない。最初は最近釣れないなーぐらいだったのですが、どうもブラックレーベルで取れた巻物でのバイトが全く取れてない事に気が付きます。思い返してもエクスプライドではワームでしか釣った記録がありません。特にハードベイト中心の私とは相性が最悪で、掛けても45以上の個体には竿が笑い胴が振れて魚に主導権握られ、良型をキャッチ出来ない事が続出しました。今思えばロッドが硬過ぎてルアーが綺麗に泳いで無かったんでしょうね。
ブラックレーベルプラスもトルク少なく反発強すぎ

因みに、この問題はシマノだけではありません。ブラックレーベルプラスも試したんですが、これもハードベイトには全くダメでした。ロッドの反発強すぎて目の前で早巻きミノーにバイトしてきた50UPがロッド曲がったのに乗らないって事件も発生。以降、ブラックレーベルプラスは完全にワーム専用ロッドになりました。まぁー、バーサタイルって難しい。
結局、バーサタイルのためには中弾性の厚巻きでロッドの重さを我慢する必要があり、シマノに限らずダイワでも軽量なバーサタイルロッドなんて存在しないってのが2020年頃までのロッドへの印象です。バーサタイルって言われるロッドの大半がワームロッドで、反発が強くトルクも少ないためハードベイトなんて全然対応できませんでした。
感度とトルクの両立に向けて
ハートランドへの回帰

2018年以降になると超高額ロッドになっていたハートランドにも安価版が登場し、特に2019年版からのハートランドは非常によく、ハートランドで入手可能な番手は一旦、ロッド選びの迷走から救われる事になります。感度もトルクも両立しているのが有難いものの、ハートランドちょっと長すぎるのが難点です。短いロッドが全く無いんですよね。

脱線ですが2018年の安価版ハートランドは酷かった…ハートランドがこの価格でと飛びついたんですが、こんなのブラックレーベルプラスと変わらんと失望したのを覚えています。需要の多い番手にした点は良かったんですが、使用感が全くハートランドと違い軽量高感度ロッドそのもの…。2019年には即、方向転換しハートランドらしいロッドに代わりました。
後で村上さんがYouTubeで18年版はダイワに無理やり対応させられた、でも大失敗したから19年版から方針転換したと暴露してて笑いましたね。
フリースタイル系はトルク最強も感度が…

特にショートロッドではトルクが少ないロッドが多く、淀川モンスターを掛けても取り込めない事が続きます。フリースタイルロッドのスコーピオン1581を試しに導入すると、圧倒的なトルクで短いにも関わらず楽々50後半の魚も障害物から引き剥がせるようになります。
その意味では巻物ではグラスコンポジットを使えば問題無いんですが、やはりワーム系でのロッドでは選択肢が少なく悩み続けます。

ダイワもワールドシャウラ系への対抗でリベラリストを導入します。これもバスには長すぎるモデルが多いんですが、トルクが非常に高く、ワールドシャウラ系とは異なりワーム系も操作し易いのが魅力です。
ただ、やっぱりフィネス用途のロッドでデカバスと戦えるロッドが見当たりません。
現状では硬いソリッドが万能

年々釣るのが難しくなりハードベイト主体からソフトベイトにも手を出す事が増えています。そんな中、たまたま買った硬いソリッドの竿が非常に汎用性が高い事に気がつきます。世の中に登場し始めた当時は硬いソリッドはワーム操作がし易いって声が多かった印象ですが、意外に何でも出来る事が広まっていきます。
最後の決定打は川村プロの22ファイヤウルフでしょうね。これでバーサタイルには硬いソリッドが定着したかと思います。近年のルアマガ誌でのタックル人気投票でもレイドのグラディエーターマキシマムが人気ですが、これもソリッドなんですよね。
そんなわけで現在に至るのですが、次回より各ロッドの感想に続きます。
