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実釣を重ね、だいぶソギーン40の特徴が掴めてきたので更新です。このソギーン40が公開された際には、こんな小さなルアーなんて存在せず、かなりの入手難になっていました。その小ささによる釣果は予想通りで、特に個人的には子バスが浅瀬で小さな子魚を追い回している状況で活躍しています。目の前でソギーン40めがけてバスが追いかけバイトしてくるのを何度も楽しめるルアーです。
小ささによるバイト誘発力の高さも魅力なのですが、なにより凄いのが水深20cmも無いような浅瀬でも底に刺さらず巻き通せる事かと。小型ミノーやバイブレーションでは、どうしても浅すぎる場所では底に刺さり易く、ミノーでは浮上待ち、バイブレーションでは高速巻きなど使用方法が限られていました。
ただ製作者が公開している通りリアフックがラインを拾いやすいのが難点であり、引き抵抗が重いと感じたら大抵フックがラインを拾っています。また、これはバイトしてくる魚が小型が多く軽いのが原因と思いますが、特に硬いロッドだとバイトを弾き易く、バレやすいため、釣果を上げるには柔らかいノリの良いロッドが必要となります。
今回はただ巻きだけで数釣りを楽しめるソギーン40を紹介します。
目次
ソギーン40の特徴


他に無い極小サイズ

ソギーン40にはいくつかの特徴がありますが、おそらく見た人の全てが驚くのがサイズ感です。とにかく小さくレベルシャッドやX-70でさえ大きく見えるほどです。写真の一番上はエリー95ですが、もはやビックベイトにさえ見えます。


サイズ感の近いルアーなら存在しますが、このサイズのルアーをキャストするためには、どうしても太くするしか有りません。左はレゼルブJr、右はシュガーミノー50と比較していますが圧倒的にソギーン40が細くサイズ感が一回り違います。
サイズ以上のアピール力と飛距離

これだけ小さなルアーだとアピール不足になりがちで、かつキャストしても飛ばないのが難点ですが、ソギーン40には腹にブレードが付いており、これがチャターのようにカチカチ鳴ることでアピール力を上げ、かつ飛距離UPに貢献しています。このサイズ感にも関わらず10lbフロロを巻いたベイトフィネスでも投げられるのには驚きました。
またサイズ感の割には70mmサイズのミノーかと思うぐらい巻き抵抗もしっかり有るため巻き感が分かり易く使いやすく感じます。高速巻きではブレードが暴れ破綻するほどです。個人的には子バスキラーとして超有力なレゼルブJrの一段下のレンジを引けるルアーとして期待しています。スピード感もレゼルブJrに近いと感じています。

開発者の西根様よりご厚意でお教えいただいたのですが、フックセッティングでルアーの動きが変わります。上のはリアフックのセンターが上向きで通常設定ですが、下はリアフックが下向きでブレードの振動が強くなり、より低速で巻きやすくなります。その分、高速ではチドり易く感じますが、低速で巻きたい場合にはお勧めの設定です。
使う場所

ソギーン40が有効なのは水深50cmより浅い場所に魚がいる状況やシャローフラット、または瀬だと感じます。というのもソギーン40は浮き上がりが良く沈めてもリアフックがラインを拾いやすいため水深1m以上まで沈めて使うのに向いているとは感じません。
それより魚が明らかに浅場に居て、他のルアーでは浅すぎて根が掛かってしまうような場所でも水面直下を巻く事で魚を誘えます。そういった場所は水質がクリアであることが多く通常のルアーでは見切られやすいですが、ソギーン40のサイズ感なら魚を騙しきることが可能です。
なお多少の水深があってもバイトは取れましたが、流れの巻く反転流など、何かの変化があることが重要と感じます。
適当巻きでも釣れるが投げる場所が大事


当初、一定にラインを巻き取れないとバイトが取れないのでは?と怪しんでいた私ですが、結果としては全く関係なかったです。というか一定に巻くか否かより子バスが子魚を追い込んでいる浅瀬や反転流に投げ込めるか否かの方が大事で、そのストライクポイントさえ通していれば巻き方に関係なくバイトが取れます。

それよりも釣果に大事なのがロッドです。今回、私が使ったロッドがリベリオン742ML+というスピニングとしては硬めのロッドなのですが、ソギーン40に来たバイトの内、半分くらいしかフックアップしない、もしくはバイト後にバレる羽目になっています。
柔らかいソリッドティップやグラスコンポジットのロッドなら大半のバイトを絡め取れるのでしょうが、専用ロッドまで用意するのは大変なので、なんとか上記のジャークベイト用ロッドでの使いこなしを考え中です。

なお次回はフックを貫通性能の高いトレブルRB-Mにて改善しないか検証予定です。
まとめ

今回紹介のソギーン40は
・シャローにて子バスがボイルしている状況にて数釣りを楽しめるエンジョイルアー
・水深20cmの浅瀬でも底に刺さらず巻き通せる
・リアフックがラインを拾いやすく巻き抵抗が強くなったら即回収
と非常に釣果を楽しめるルアーです。特に活躍するのが初夏から初秋と感じますので、目の前でバイトしてくる様子を楽しんでください。

