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先に断っておきます。ソギーン40に関しては試投しただけで一匹も釣っていません。おそらくソギーン40が有効になるのはバスでは5月以降で、特に初夏などで子バスを乱獲できるのではと期待しています。
ただ今までに見たことの無いルアーに非常に驚いており、これほどまでに小さなルアーで細さとアピール力を維持しているルアーを他に見たことが有りません。90年台に初めてベビーミノーやベビーシャッドを見た人と同じ衝撃なのかもしれません。
実釣面に関しては夏頃の更新になるとは思いますが、取り急ぎの試投インプレを記載します。
因みにアマゾンリンクは貼っていますが現状では価格が高騰しています。どうせバス向けで有効になるのは5月以降のシャローに魚が集まる時期と思われるので、店頭に定価で並ぶまで待ちましょう。現在、再生産中らしいので。
目次
ソギーン40の特徴


他に無い極小サイズ

ソギーン40にはいくつかの特徴がありますが、おそらく見た人の全てが驚くのがサイズ感です。とにかく小さくレベルシャッドやX-70でさえ大きく見えるほどです。写真の一番上はエリー95ですが、もはやビックベイトにさえ見えます。


サイズ感の近いルアーなら存在しますが、このサイズのルアーをキャストするためには、どうしても太くするしか有りません。左はレゼルブJr、右はシュガーミノー50と比較していますが圧倒的にソギーン40が細くサイズ感が一回り違います。
サイズ以上のアピール力と飛距離

これだけ小さなルアーだとアピール不足になりがちで、かつキャストしても飛ばないのが難点ですが、ソギーン40には腹にブレードが付いており、これがチャターのようにカチカチ鳴ることでアピール力を上げ、かつ飛距離UPに貢献しています。このサイズ感にも関わらずベイトフィネスでも投げられるのには驚きました。
またサイズ感の割には70mmサイズのミノーかと思うぐらい巻き抵抗もしっかり有るため巻き感が分かり易く使いやすく感じます。高速巻きではブレードが暴れ破綻するほどです。個人的には子バスキラーとして超有力なレゼルブJrの一段下のレンジを引けるルアーとして期待しています。スピード感もレゼルブJrに近いと感じています。

開発者の西根様よりご厚意でお教えいただいたのですが、フックセッティングでルアーの動きが変わります。上のはリアフックのセンターが上向きで通常設定ですが、下はリアフックが下向きでブレードの振動が強くなり、より低速で巻きやすくなります。その分、高速ではチドり易く感じますが、低速で巻きたい場合にはお勧めの設定です。
使う場所

ソギーン40が有効なのは水深50cmぐらいに魚がいる状況やシャローフラット、または瀬だと感じます。というのもソギーン40は浮き上がりが良く沈めてもリアフックがラインを拾いやすいため水深1m以上まで沈めて使うのに向いているとは感じません。それより魚が明らかに浅場に居て、他のルアーでは浅すぎて根が掛かってしまうような場所でも水面直下を巻く事で魚を誘えます。そういった場所は水質がクリアであることが多く通常のルアーでは見切られやすいですが、ソギーン40のサイズ感なら魚を騙しきることが可能と思われます。
一定巻きが必要?使いこなせるかは要検証
ここまで褒めちぎってきたソギーン40ですが、それでは私らしくないので懸念事項を。

超高等テクニックであるただ巻きが必要な可能性が高いです。
使い込んでみないと、どの程度の巻きムラまで許容できるか不明ですが、一般にこういったI字形やダブルスイッシャーのようなリップの付いていないルアーは一定速度でムラ無く巻く事が必須であり、これが出来ないとチェイスしてきた魚に見切られます。ミノーとかデラクーみたいな、ある程度早巻き出来るルアーなら速度で誤魔化せるんですが、低速域が得意なルアーは使い手の技量がモロに釣果に出てきます。
まぁ、ルアーフィッシング全般に必須のテクニックでもありますのが習得までには時間は掛かりますがこの機会に練習するのは有りと思います。シャッドテールやスイムジグなどに代表されるラインを弛ませた巻き方で管釣りのトラウトの方が得意とする方法です。もしソギーン40で練習するのが難しければバズベイトから試してみて下さい。均一に巻けているか目視できる唯一のルアーですので。
全て妄想です
最後にコレ言ったらダメなんですが、ここまでの話は試投しただけでの妄想話です。ただ、本当に試投から、こういった状況が得意だろうなぁとの推測に過ぎません。初夏から初秋頃までがバスでは出番が増えると思いますので、私も使い込んだ上で新たな発見が有れば、この記事に追記修正したく考えています。