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年末からポストを続けていた各フロロラインの紹介について現時点でのランキング形式で並べてみます。各フロロの詳細はリンクを貼っておきますので、ここでは簡単な紹介にとどめます。ここでは残念ながら一軍ではないフロロの紹介です。
ただ先に断っておきますが今回は紹介の熱量が少ないです。私の中では一軍でないだけに思い入れも少なく、その点に関してはご容赦願います。
目次
シューター
結束強度には少々難があるものの耐摩耗性が極めて高く、伸びの少なさと感度に於いては他の追随を許さないプロ向けフロロ。プロが気に入って使うのも納得のラインです。ただ、PEの普及にて時代に取り残された感は否めません。というのもPEは殆ど伸びないため感度はフロロとは比べ物にならず、フロロでは何をやっても勝てないからです。更に、そんなPEのリーダーに求められるのは逆に伸びが有り衝撃を吸収してくれるラインなんですよね。
サンラインはナイロン含め伸びの少なさを重視してる感が強く、PE時代に於いて今後どんなラインを出してくるかは楽しみです。
シーガーグランドマックス
結束強度、耐摩耗性と最強のフロロと言えばシーガーグランドマックスです。意外と硬すぎず扱いやすく感じますが、難点は糸クセの強さです。いったんクセが付くと治らないんです。ハリスのため使い捨て前提だからでしょうか。また以外に伸びる割には瞬間的な力にも弱くフッキングなどで合わせ切れすることも少なくありません。これを使うなら個人的にはアブソルートAAAを強くお勧めします。
スティーズフロロ
普通に良いフロロです。結束強度も耐摩耗性も耐久性も悪く無く、伸びもフロロリミテッドより抑えられており、フロロリミテッドハードより柔らかく扱い易い。
ただ、高い。フロロの王者であるフロロリミテッドより高いんで、敢えてスティーズフロロを買う理由が見当たらない。敢えていうならフロロリミテッドとフロロリミテッドハードの中間が欲しい場合には選択肢に入りますが、そうなるとアブソルートAAAの方が良いよねってなるんですよね。普通ならスタメンなんですが市場にエースがいるだけで残念な結果になってりまったフロロです。
マスティフ
コレも普通に良いフロロです。結束強度も耐摩耗性も耐久性も悪く無く、伸びもフロロリミテッドより抑えられており、フロロリミテッドハードより柔らかく扱い易い。
ただマスティフも高い。しかも80m巻きと巻き量も少ない。なのでフロロリミテッドでいいよね…となるのが残念。これも普通ならスタメンなんですが市場にエースがいるだけで残念な結果になってりまったフロロです。
THE BLACK FC
最近検証してるんですが、まず価格が非常に魅力的でフロロハンタータクトに近い価格です。個人的にはフロロハンタータクトにコーティングを施した感じで、結束強度は多少フロロハンタータクトに劣るものの、フロロハンタータクトと同じ伸びリップであり、フロロハンタータクトよりはコーティングの分か僅かに太く耐摩耗性に優れます。
フロロハンタータクトの劣化の速さや耐摩耗性の悪さに困ってる人には良いかも。
エクスレッド
意外と人気のエクスレッド。最近になって検証を始めた所なんですが、ちょっと太いのが難点。14lbで16lb相当の太さ。結束強度は14lb相当なのが非常に残念。詳細記事は作成中なので少々お時間願います。
ただ耐摩耗性については極めて高く14lbにも関わらず16lbフロロ以上の耐摩耗性となってます。耐摩耗性を重視するならアリかも。
FCスナイパー(2015)
好きな人、ごめんなさい。FCスナイパーは私は使う気になれないです。この2015年モデルの前作は号数通りの太さだったようですが、2015年版は14lbで16lb相当と一回り太いのが最大の難点です。そのクセ結束強度が対して高い訳でもなく長所が見当たりません。2025年のリニューアルにて太さは改良されたようなので、検証が楽しみです。
フロロマイスター
皆さん大好きコスパラインのフロロマイスター。確かに使えない事は無いし硬さも絶妙。ただリンク先から基本性能を一度見てみて欲しい。当たり前だけど全ての性能が上位機種に劣る。
悪い事言わんからラインだけは良いの使いましょう。コストが気になるなら冒頭の記事からPE導入してみて下さい。じゃ無いと、いつか涙見ることになるので。
