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シーバス向けルアーのためかバスでは話題にもならないレンジバイブですが、正直言ってバス向けでは最も釣果が高いバイブレーションと感じます。語彙力に乏しくて申し訳ないんですが、もう、とにかく釣れる。特に55サイズの釣果が圧倒的で子バスがベイトを追っているような場所では無限に釣れ続けます。
レンジバイブの特徴は釣果だけでなく微振動で弱めのアピールにあり特にクリア状況で早い動きに反応が良い状況で強いと感じます。水平姿勢で泳ぐためかフックがラインを拾いにくいのも使い勝手を向上させてくれます。
ただ微振動過ぎるため若干、巻き感は分かり難く、また濁った状況では全く活躍しません。また水平姿勢で泳ぐため障害物の回避性は全く期待できず使い方を選ばなければ根掛りが多発します。
今回は濁りや障害物には弱いもののクリア状況で圧倒的な釣果を叩きだすレンジバイブを紹介します。
★5ヶが満点 | |
根掛回避性 | ☆☆☆☆☆ |
アピール | ★☆☆☆☆ |
低速対応 | ☆☆☆☆☆ |
バイト誘発率 | ★★★★★ |
目次
レンジバイブの特徴
スペック
重さ
レンジバイブは薄い割にしっかりとした重量があり、55サイズでも9.5g、70サイズは15.5gと特にキャストに困ることは有りません。
フック
ただ要注意なのがフックです。シーバス前提のためかフックが極太のためバスでの使用には貫通性の高いフッ素コート品への変更が必須と感じます。特に55サイズは子バスのバイトも多いため太軸フックでは掛かりが悪く、個人的には掛け重視のトレブルSP-Mの8番を愛用しています。トレブルフックの詳細は別記事で紹介しております。
また70サイズでのフック交換で要注意なのが軽いフックにしない事です。個人的にはカマキリの4番が気に入っています。というのも70サイズは特に振動感が弱く、軽いフックでは振動感が分からなくなるためです。
サイズの使い分け
メーカーWEBサイトではサイズの使い分けは深さ(レンジ)と記載されていますが、通常の巻き速度では深さは30~50cm程度と大きくは変わらない印象です。そのため個人的には基本は55サイズを使用し、70サイズは遠投やサイズアップを狙いたい時に使用しています。
アピール
レンジバイブのアピール力はバイブレーションの中でも最弱でTDバイブと同等か、少し弱い程度の振動感しか有りません。同様に薄いレベルバイブブーストと比べても振動感は明らかに弱く障害物周りや濁った状況では全く活躍しません。
その反面クリア状況には非常に強く他のルアーでは見切られる状況でも魚を騙す事が可能です。
低速対応
レンジバイブは高速巻きで魚を騙す事に特化したルアーであり振動感の弱さも加わって低速でのレスポンスは非常に悪く感じます。低速で巻く場合にはレベルバイブブーストの使用をお勧めします。
根掛回避性
レンジバイブの根掛かり回避性は皆無と言っていいレベルで障害物に当てれば、ほぼ根掛かります。必ずスピナーベイトなど根掛かり難いルアーを投げてオダなど流れ着いて無いか確認の上で使用して下さい。
ただ基本的に早巻きに適しており、深場を探るルアーでは無いので沈めるような使い方をしない限り根がかる事は少ないと感じます。
釣果と良型率
冒頭でも触れた通りレンジバイブの釣果は驚異的で、とにかく釣れまくります。早い動きへの反応が良い状況で、かつ活性が高い状況なら確実にワームに釣り勝てるルアーです。
まとめ
今回紹介のレンジバイブは
・圧倒的釣果のバイブレーション
・クリアかつ早い動きが有効な状況で活躍
・根掛かり回避性は皆無で濁った状況は苦手
と濁った状況が得意な多くのバイブレーションと明確な使い分けが可能なルアーです。他のバイブレーションが太刀打ち出来ないクリア状況でこそ活躍するため、ボックスに一つは入れておくのをお勧めします。