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近年の羽モノ人気に押されて若干影が薄くなった気もするものの、昔ながらのノイジー系であるポンパドールは今でも優秀なルアーです。特に羽によるポコポコ音、リアのペラによるガシャガシャ音、またラトル音が入り乱れた強烈なアピール力は濁った状況で非常に有効です。
バズベイトにはスピード感では劣るもののビッグバドに比べると広い範囲をサーチしやすく、濁ったシャローで効率的に魚を探れます。特にアフター回復以降から秋にかけて効果を発揮するルアーで、比較的早い動きに魚が反応する時期に有効なルアーとなります。
ただアピール力が非常に強いためクリア状況では見切られやすい傾向にあります。またスピードが比較的早いためポストからアフタースポーンなど遅い動きが有効な条件では活躍せずポッパーや羽モノ、ビックバドの出番となります。
今回は特に初夏以降の濁った状況で有効となるポンパドールを紹介します。
目次
ノイジー系の特徴
ポンパドールのようなノイジー系は個人的にはポッパーとバズベイトの中間として使用しています。アピールが強烈なため濁った状況に強いのが特徴ですが、ポッパーよりは早く、バズベイトよりは丁寧に攻められるのが特徴です。なお羽根モノやペンシルは濁りが少ない状況で有効です。
ビッグバドの特徴
スペック
重量は23gとベイトでもキャストしやすい重量であり遠投やピンポイントへのキャストも容易です。
フックは標準ではトレブルRB-Bの2番が搭載されていますが、個人的にはリアフックはスプリットリング2番を付けトレブルSP-Mの2番に変更しています。フックがセンターバランスになり、かつ前後のフック絡みも、ほぼ発生していません。各フックの特徴は別記事で紹介しております。
スピードとアピール
ポンパドールは羽によるポコポコ音、リアのペラによるガシャガシャ音、加えてラトル音も大きいためアピール力は非常に高く濁った状況でも魚に気づかせ寄せてバイトが取れます。ただ近年流行の羽モノに比べるとスピード感は速くクランクを巻くような速さのミディアムリトリーブでないとルアーが動きません。
そのためポスト~アフタースポーンの遅い動きが有効な条件では効果が薄く、初夏から秋までの比較的早い動きが有効な条件で活躍するルアーです。
釣果と良型率
ポンパドールは大きさの割にはバイトが多く子バスから40前後まで幅広いサイズを狙えるルアーです。特に濁った状況では回収直前のバイトが非常に多く、足元まで丁寧に巻くことをお勧めします
まとめ
今回紹介のポンパドールは
・濁りの中でも目立つアピール力と広範囲サーチに最適なスピード
・小型からアベレージサイズが釣れやすい
・クリア状況には弱くビッグバドにはピンの攻めで劣り、バズベイトには根掛かり回避性とサーチ力で劣る
となっており特に濁った状況で表層に反応が多い条件で活躍するルアーです。初夏から秋ごろまで濁りが入った状況なら、とりあえずシャローフラットに投げれば高確率で釣果が期待できますので、ぜひお試しください。