【サミー インプレ】弱アピールの高速特化ペンシル

サミー100使用例

記事内に広告を含みます

この記事は広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

最小限のアピール力を保ちつつも高速ドッグウォークでも破綻しないレスポンスを持ったペンシルがサミーです。とにかくアクションへのレスポンスが高くリールを巻き続けながらの高速ドッグウォークも可能です。その上でアピールも必要最小限に備わっており、ある程度は魚を呼び寄せることもできます

ただ難点がアピール力が弱すぎる事であり、水深が50cm以上だったり流れの中では全くバスに気づいて貰えずバイトが取れません。野池や浅瀬では問題になりませんが、大きなフィールドでは使える状況が非常に少なく食わせ特化のルアーとなってしまいます。

今回は魚を寄せる力は極めて弱いものの、バイトは取りやすく高速でのレスポンスが非常に高いサミーを紹介します。

ペンシルの特徴

トップの使い分け
遅い ⇐ 中間 ⇒ 早い

ペンシルはトップの中でも早い展開に適しています。アピール力は強くは無く縦ストラクチャーなどから魚を浮かせて食いあげさせるパワーは弱いものの、広いシャローを効率良くサーチできます。そのため早い動きに反応が良い場合に有効です。なお護岸沿いなどをネチネチ誘う場合には羽モノ、ピンスポットをじっくり狙うにはポッパーが有効です。

サミー100の特徴

スペック

サミー100の重量

重量は13.7gと、ある程度は遠投も可能な重量となっています。ただ純正のフックは0.6g前後と細く曲がりやすいため交換が必須です。個人的には重量増になりますがトレブルSP-Mの4番に変更し、重量増の分をスプリットリングを3番から2番に落とすことで補っています。トレブルフックの詳細は別記事で紹介しております。

サミー100の浮き姿勢

フックの重量を気にするのはサミーは浮き姿勢が垂直に近く初めのアクションが必ず水中へのダイブから始まるためフックが重いと水中に沈んで機能しなくなるためです。またラインもナイロンが必須で、フロロだと水中にルアーが沈んでしまいます

スピードとアピール

サミー100のアクション

サミーの特徴としてはリールを巻き続けながらの高速ドッグウォークでも全くアクションが破綻しない点です。近年に多いシャワーブローズやヤマトなどペンシルポッパー型の場合、ポッパー部分の抵抗が大きく高速ドッグウォークは対応できません。

サミー100とジャイアントドッグX、レッドペッパーの比較
左:ジャイアントドッグX
中央:サミー100
右:レッドペッパー

高速ドッグウォークだけならレッドペッパーでも可能ですがサミーはヘッドに小さなカップが搭載されており、これがアクションを邪魔せずに適度なアピール力に繋がっています。ジャイアントドッグXはもう少し水を掴むためアピール力は上がりますが高速でのレスポンスは落ちます。

ただサミーの場合、アピール力が必要最小限のため水深50cmくらいの流れの少ない場所でしか有効とは言えません。流れの中や水深が1m以上ある場所では明らかにアピール力不足でジャイアントドッグXやシャワーブローズの出番となります。

釣果と良型率

サミーの長所でもあり弱点なのがアピール力が控えめでナチュラルなため子バスのバイトが多い点です。普通に子バスも釣れてしまうため、良型を釣り分けるためにはスピードが大事になります。水深が浅く子魚を追い回している状況では動きの比較的遅いシャワーブローズやジャイアントドッグXでは全く反応しないのにサミーにのみバイトが出ることもあります。

まとめ

今回紹介のサミー100は

食わせ力が高く高速のレスポンスが非常に高いペンシル

子バスも釣りやすいが良型を仕留めるにはスピードが重要

アピールは非常に弱いため水深が深い場所や流れのある場所は苦手

と食わせとスピードに特化したペンシルとなっています。特に野池など小規模のフィールドに適していますが大きなフィールドでは使える場所が限られます。ただバスを騙す力が非常に強いため他のペンシルで全く反応が無い状況に試してみるのをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA